組織変革を推進できるプロを目指して・・・ | 「働く人」と「働く場所」をより良くするために

組織変革を推進できるプロを目指して・・・

企業の人事の担当者として6年が経過する中、1年前から組織や人の活動に介入し、変えていくための訓練を続けてきました。これまでもコーチングやファシリテーションの学習はやってはいましたが、目的と濃度の違う訓練をしてきました。

 

そして、今月から1年間、某コンサルタントの元、組織変革コンサルを目指すための指導訓練を受けることになりました。

そこで頂いた印象的な言葉・・・

 

  • 「誰か」のニーズを満たすのではなく、「全員」のニーズを満たす
  • 特定の誰かのニーズにフォーカスを当てること自体がそもそも間違っている
  • 全員のニーズを満たすものを作れば、「ずれる」ということは起こりえない
  • 昔の職人がやっていた、神に奉げる彫刻を作るようなもの。究極の作品を作っているのであって、誰かのニーズを満たそうとするものではない
 
 
今まで、私は中小企業診断士として社長のニーズを意識(本当はそれではプロではなかっただろうけれど)、サラリーマンの人事担当者として自社の経営層、部門長クラスの意向を強く意識し、そのためにコーチングやファシリテーションのスキルを使おうとしてきました。
 
しかし、自分自身が組織の全体をみて、全員に対して最適なものを作ろうとしない限り、ただの「しもべ」でしかなく、そこから新しい変化が生まれることはない。そして、作るアウトプット自体が極端に偏ったものになる。
 
このフィードバックは、自分の今までの意識のあり方を変えるためのきっかけとして、グサッと心に刺さりました。