2023/04/16
8020 兼松 株価1684円
PER7.4 PBR 0.8
自己資本比率25%
時価総額1423億
2023.3当期利益予想190億
配当利回り4.7%
年間配当75円
2023年1月27日に連結子会社である兼松サステックと兼松エレクトロニクスに対してTOBを行い、完全子会社化を目指すことを明らかにした
今回のTOBに投じる金額は792億円。
現在の出資比率は
兼松サステック52%
兼松エレクトロニクス57%
残りの全株をTOBによって取得する。
ここからはあくまで推測です。
結論、この2社のTOBにより来期より業績に寄与するのではないかと言う事です。
最終利益が増額されれば配当も増配する可能性があります。
兼松エレク2023.3予想当期利益91億の43%
39億
兼松サステ2023.3予想当期利益6億の48%
3億
合計42億、業績に寄与される。
2023.3予想利益190億プラス42億で
232億になります。
あくまで20233月期をベースにした計算であり来期予想は5月の本決算ででてきます。
その際に232億の近い数字が予想されると増配です。
期末発行済株式数84,500,202株
1株利益274円
現在の配当性向は33%ですので
年間配当90円のポテンシャルがあります。
なんと今買えば配当利回り5.3%
今回のTOBに投じる金額は792億円も国際会計基準IFRSで、のれんに計上されるので業績には影響しないのかなと思います。
ただ大型買収の、のれんの計上ですから減損テストがあり時限爆弾のようなリスクはあるものの兼松の子会社、兼松サステックと兼松エレクトロニクスは非常に優秀な企業(コロナ禍でも黒字)です。