行動が限定される自粛生活、もちろん読書にも励みました。
21世紀の人類のための21の思考を読みました。
歴史学者である著者が、色々と人類が抱えている問題について論考している本です。
その中でも記憶に残った所は、人類の特徴は物語を信じれる所。そして信じる物語を都合よく取り替える事ができる所だと言う事。そして物語に重きを置く人類は、自分の人生に対しても物語を求めてしまうそうです。
確かに自分の人生の意味を10代の頃には考えてしまうもんですよね。著者はあなたは物語ではないとズバリ指摘しています。更に自分のことを1番分かって居るのが自分でも無いと指摘しています。そして10年後の世界では、あなたを一番良く理解するのはアルゴリズムになるだろうと予測しています。
自己分析として自分自身に物語を求めてしまわないと他者に受け容れてもらえないのは日本社会の特徴で、そんな幻想を求める社会に対して自分の物語を見せ付ける技術がないと生きにくいのもまた事実です。
単にバラバラな自分自身と対話しながら人生の展開を楽しむだけでは生きづらい日本社会ですが、こんな所に理由があるのだなと思いました。
