なかなか最初から面白い本で、幸福と繁栄の関係とか考えさせられる事が色々ありました。

人類以外の種、例えば牛の例をとってみても、大昔よりも沢山の牛が地球上に存在して種の繁栄としては成功しているけど、そのほとんどが生まれてしばらくすると食べられてしまう現実は、1頭の牛単位で見ると全く幸せでは無い。

人類に絞って考えてみても、人類が巻き起こす暴力の総和量としては統計的に見ると減っているのはthe better angles of our nature でも検証されていたけど、それと個人の幸福が同時に実現出来てるかって、脳の幸せを感じるホルモンの分泌機構まで突き詰めて考えれば、昔の人との比較でホントに幸せになってるのかわからないなんて…

僕自身は今の日本に生まれて来て良かったと思っているけど、これも自分が死ぬ最後の最後まで、幸せな展開が続くとは限らないし… 昔の人と比べて感じる幸せ量が同程度だと言われるとそうかも知れないです。釈然としないんだけどね…