現代とヨーロッパのルネッサンスを比較し、どうすれば人類は絶滅の危機を乗り越えることができるのかを検討した本。
現代、人間が温暖化などのより優先するべき課題を解決出来ないのは、問題の構造が複雑すぎて人間の認知能力の限界を超えているためだとの事。
そのため問題を認知し、個人や家族、共同体の問題よりも優先して行動する事が出来なくなっていると言う話。
これらを解決するために、ルネッサンスがヒューマニティーを創造したように、新たなる徳の観念を醸成する必要があるとしています。
太古の時代に物を道具を使う事を創造したのと同様に、問題を解決するための新たなる共通観念をツールとして創造するのは人間にしか出来ない行為で、最近聴いたthe better angels of our natureでも、ヒューマニティーの創造以降、問題を解決するための人間が創り出した外交分野で使う観念的なツールが書いてました。
今回の本はそこから未来志向に一歩踏み込んだ感じの本でした。
