先進国では、マズローの基本的欲求が満たされる生活が一般的になった現在、人間はどう進んで行くのだろうかと言う暗中模索が今の閉塞感に繋がっているという意見は、ネットのブログ記事なんかでちらほら読みます。

本書では、これだけで無く、時間の使われ方の変化や、社会に対する信頼感の失墜など、今起こってきている閉塞感の原因を色々考察し、どのように回避していくべきか提案しています。

個人的に関係してるかなと思えたところは、ワークライフバランスや、経験する事によって得る満足感に価値を見出すこと。

また多様性のある社会の中でそれを容認しつつも、ギルド的な集まりによって従来から在る人間的な触れ合いを確保する必要が出て来るだろうと言う事です。

よりグローバルに展開しながらも、時間効率を上げる世の中の動きの中で、個人としては逆に自己内省し、自分の在り方を積極的に選択して行く必要が出てくると言うことですが、これを読んで最近聞いた「感即動」を思い出しました。