いまなぜ金復活なのか―やがてドルも円も紙屑になる/徳間書店
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金本位制の歴史を振り返り、変動為替相場制になった経緯、その後のエピソードを筆者の主観とともに振り返る本。

今現在のように金が高騰する以前に書かれているので、読む方が多いような感じですが、筆者は関係なしに金に対する価値観が高いです。筆者の金に偏向した想いを加味して読むと良いのではないのでしょうか?

ただ金本位制を廃棄してからまだ40年も経っていないのですが、歴史的にみると金本位制の中で通貨政策を軽視した文明は長い歴史の中で潰れてきたなど、色々と興味深い点があるのも事実です。

変動為替相場制に移行してからまだ40年も建っていないのに、世界はその時点から信用をドンドンと生み出して、全世界で今やとんでもない通貨供給量になっているわけで、その辺の所を認識する事が出来たのは大きいかな。 

金と言う現実の物に対応するわけでなく、信用に基づいて供給される通貨のもとに経済が動いているとアップダウンも激しくなるわけです。信用は操作する事も、増やすことも出来ると言う、マジック的な所もありますし。

他方、金鉱山の運営と先物取引との関係など、なるほどな部分が書かれていて興味深い点もありました。