「1984」を読んだ | 多趣味の記録
- 一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)/ジョージ・オーウェル

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村上春樹の1Q84を読む前に読んでみようと思って、Kindleバージョンを買って見ました。
大変手こずりましたが、途中からはグイグイ引き込まれるストーリーです。
1949年に書かれたと言うこのSF。 社会構造をピラミッド型に保った上で、中間階級を思想も含めて徹底的に管理する社会が1984年にはできていると想定しています。
あらゆるパワーが上流階級にのみ認められた社会。 愛情の形成をも管理された世界です。 なぜなら愛情とは新たな生活を創ろうとするパワーの根源であるからです。
子供でさえも親の監視をする道具として、徹底した思想教育をされます。
逆に社会構造に興味をもたない貧困階級には自由が認められています。
思想コントロールの元、常軌を逸した現実否認と、自己防衛のための現状認識が同時に存在する社会。
これだけ極端な世界を描いて居るのに、現在の世界とある意味被っている部分もあって、自分自身が居る社会がどの辺りにあるのか考えさせられます。

