工学の世界ってトライ アンド エラーで良いものを創り上げて行くわけで、原子力に関しても同じことが言えるんじゃ無いんだろうか。
ということは、発電所でトラブルがあるのは当たり前。
エラーが起こった場合、例えば間違って毒ガスをばら撒いても、地球が大気の中で時間を掛けて拡散して問題解決してくれる様に、原子力であろうと失敗したら最終的には地球が規模と時間を掛けて消化してくれるのに期待するしかない。
問題は人間にとってその影響を及ぼす範囲が広すぎたり、時間が都合悪いぐらい長すぎたりすること。
消防や救急は範囲や時間の規模を小さくするとは出来ても、解決自体は地球に依存してるわけです。
大抵の事は地球が人間にとって我慢出来る範囲内、時間内に処理を完了してくれるけど、原子力はそういうわけに行かない。
という事は、今後原子力開発を推進するなら、事故があっても人間が困らない場所でやるしかないと言うことで、どこかの深海か月面辺りでやるしかないんじゃ無いだろうか。(この場合作り出したエネルギーを伝搬させる技術が重要になるような。)
もしくは失敗しても多くの損害が発生しない場所にそれに見合った規模の物を分散して沢山作るとか。
原子力発電所ほど工学の知恵を振り絞って作られた製品でも一般の製品と同じく事故が起こるのはそれが工学製品であって、工学製品は数々の動作結果から運転方法のマニュアルを作ったり、次期バージョンの改良は出来るけど、最初から完璧なものができない物なのです。
こう考えると、今後は人が自然に集まって出来た都市の発電とかにはあまり使えない物かも知れません。
むしろ広大な砂漠に最初に原発を作って、その周りを工学的な観点から設計して都市化する方が、原発を前提に都市の全ての安全設計がなされるので良いような。
日本国内じゃ無理かな。多分、太平洋の底辺りだったら出来るかも。