N360

Slowさんのとこで、ホンダZの話をしたり、loveさまがステップが欲しいといったりで、俄然360の興味が再燃いたしました(笑)

ということで、今回は、スペックマニア2としてお送りいたします。

なぜスペックか?今の普通の(軽も含めて)車なら、普通に交通の流れにのって走れて当たり前だと思うのですが、さすがに360は、きついだろう。

ということで、それを公称スペック、そしてモータージャーナリストの記事から読み取ろうというわけです。


まず、N360は、当時の軽としては、かなり走る!と言う感じのようです。

モータージャーナリスト 吉田匠さんによると、1967年冬、N360にルーフラックをつけ、4人分のスキーセット、4人分の荷物、そして4人乗り込んで、志賀高原へのロングツーリングを軽々とやってのけた。

とあります。すごいですよね。なんか、ワクワクしませんか?


そして、もうひとつ、こんなくだりもありました。N360の排気量の大きいバージョンN600についてです。

N600は43PSでマキシマム130km、ゼロヨン19.7秒であり、最高速では10kmほど劣るものの加速性能は1000ccミニクーパーに匹敵し、まさにプアマンズミニクーパーだった。某高速道路で氏が運転するN600はメーター読みで優に140kmを超えていた


どうですか?ホンダN、なんか今でもギンギンに走ってくれそうな気がします。

ちなみにN360の高性能バージョンT(ツーリング)は、ツインキャブで36PSと、リッター100馬力を達成しています!最高速は120kmゼロヨン21.05秒と発表されました。

そして、N600のような大排気量は、軽自動車規制のない海外では歓迎されたようです。

逆に、ボアダウンしてN250となったのもあったようです。

これは、西ドイツに輸出されたそうで、メッサーやイセッタからも分かるように、日本でいう軽自動車扱いにするための対策のようです。

また、草レースにもかなり活躍していたようで、白黒写真からは分かりませんが、BGに塗られ、イエローのラインを入れられ、まさにプアマンズミニとして、活躍している写真が良かったです(*^_^*)

360もいいな~~~と、思ったしだいです。


では、スペックマニア1で使ったデータです。

ゼロヨンタイム

ホンダビート  18.7秒

ホンダS800   16.9秒

ホンダS600   18.7秒

ホンダN360   22.0秒

トヨタS800   18.4秒

MINI1000    23.3秒

MINI1300    19.1秒

ちなみにloveさまのMINI1000は、データより速いです\(゜□゜)/


比較のため分かりやすい普通の車(CGより)

最初のエスティマ4AT  19.9秒


蛇足ですがスーパーな車(CGより)

ポルシェ964C2    13.7秒

フェラーリ328GTS  14.0秒

ホンダNSX       13.8秒

GT-R(R32)      13.8秒