鞆の浦の五月は鯛網漁でにぎわいます。
古くより「潮待ちの港」として栄えた鞆の浦は豊かな漁場でもあるのです。

外洋にいる鯛は五月になると産卵のため瀬戸内海へ向かいます。
豊後水道と紀伊水道より入り込んだ鯛は潮の流れに乗り
瀬戸内海の中心である鞆の浦で巡り合います。

この潮の流れの特性を活かし、産卵に来た鯛を網を利用し
一網打尽に収穫する鯛網漁は、三百八十年の歴史をもつ
伝統漁法として今なお鞆の浦で継承されています。

現在は「鞆の浦観光鯛網」として期間限定で行われています。

前回、鞆の浦を訪れたとき鯛網漁のことを思い出しました。
次回は、鯛網漁を見に来ようと思っていました。

しかし、事前の情報不足で鯛網漁をうまく見る事が出来ず
少し残念な結果となってしまいました。

失敗の原因は、鯛網を見るには仙酔島に渡らないといけない
ということを事を知らなかったことです。
その結果、渡船(平成いろは丸)に乗り遅れてしまいました。

係りの人に尋ねると、次の便では遅いため「乙姫の舞」は見れないとのことでした。
また、仙酔島からかなり沖に出る鯛網漁は
「観光フェリーに乗らないと漁の様子はわからないでしょう」と言われてしまいました。

それでも少し見れればと思いカメラをもっていざ仙酔島へ向かいます。



仙酔島へ到着です。

乙姫の舞の最中と言うこともあり、鯛網の旗が風に揺ゆるだけで人影がありません。
とりあえず会場へ向かいます。




到着しましたがやはり乙姫の舞は終わっていました。
船を見送るため踊り子さんたちが浜辺に残っています。





テントの中もガランとしていて人影がありません。残念です。
しかし、船はまだ留まっており、今まさに出航するところです。






観光フェリーの中は乗客でいっぱいです。





鯛網の漁船も出航を今かと待っています。




そこに、小型のボートに乗った乙姫様が登場しました。

このタイミングで一斉に船が動きだします。
いよいよ出航です。






弁天島から旋回し沖へ向かうボートに立ったまま乗っている乙姫様を見て
「結構 大変なんだろうなぁ」と勝手に思いました。






沖へ向かう船団







波が輝いていてカメラと通して見る風景には情緒がありました。
浜では「鞆の浦慕情」がBGMとして流れていました。


船は「エーヤァ エーヤァ」の掛け声とともにどんどん沖に向かいます。




少しわかりづらいですが水平線に浮かぶ白く四角い小さい点が観光フェリーです。
肉眼でフェリーの存在はわかりますが漁の様子はわかりません。
3キロ・・・ひょっとしたらもっと沖にいっているのかもしれません。

「船に乗らないと漁の様子はわかりません」との言葉も納得です。











しかし、折角ここまで来たのに簡単にあきらめるのもつらいところです。
ここでカメラ交代です。
画質にはこだわらず超解像ズーム(2400mm相当)で漁の様子を撮影してみます。
片手に収まるデジカメの技術を信じてみましょう。




ちょうど網をおろしているところです。






漁船の近くを別の船が通過します。







網を引きはじめました。








網がどんどん引き上げられます。観光フェリーも漁船に大接近です。







どうやら網に鯛が入っているようです。






乗客の多くが鯛を求めて甲板に出ています。
フェリーが漁船側に傾いている様子がわかります。







しばらくした後、鯛網が終了したようです。




乙姫様が沖より一直線に戻ってきます。














次回チャンスがあれば観光フェリーに乗ってみようと思いました


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