23週と4日で、510gで生まれた私達の娘は

生きているだけで凄いのに、

日々を重ね、時間をたくさん共にするごとに


その成長をどうしても期待してしまい

周りとの差を感じたり、出来ないことを見つけてしまい、たくさん焦ってしまった時期があった。


特に、修正月齢からの1歳半を過ぎてイヤイヤ期が始まってから3歳の最初の頃

私は、娘の子育てに物凄く精神を疲弊して、子育てへの自信を喪失させせていた。


2歳はただでさえみんなイヤイヤ期。

娘のイヤイヤ期は、普通のそれとは別格に違っていた。


育児書や教科書に書いてある通りの子育てなんて、出来るはずない。そもそも、子どもって、本に書いてある通りなんかじゃない。

これは、前の仕事で見てきた子ども達の、どの子にも言えたし、何歳ごろの発達はこうで、何歳ごろにはこれを習得できるようになる。なんて、

そんなものはただの目安で、統計でしかない。


一般的なその曲線と別の線の上を行く娘にとって、それはただの呪縛のようなものにも思えた。

みんなそれぞれ違う子ども達なのだ。


その子その子で受容度、興味、環境で全く違うのだ。大人もそうだ、関わり方も十人十色。


金銭、家族環境、仕事、経験、時間、性格、時代風景、風土。これだけじゃない、もっと他にも色々違いはある。


本に書いてある特性や傾向は統計的なデータでしかなくて、その子を本に書いてあるパターンに当てはめるのは間違いだ。


ただ、傾向としてその特性がある子どもが多い。という知識を、理解しておく事。


ただ、それだけが大切なんだ。

貴方はあなた。唯一無二なのだ。

そして、子ども達は、表現の仕方も、それぞれ違いかある。子どものことを1番分かっているのは、先生なんかじゃない。娘の事を1番理解して分かっているのは、他でもない私なのだ。


娘博士で娘専門家の私。


イヤイヤ期の癇癪のパターンや原因はどこにあるのか一生懸命に考えて、様子を観察した。


眠たい時、寝起き、疲れてきた時、お腹が空いている、体調が良くない、子の思いを受け止めてあげれてなかった時、こちらの意見や意図が本人に伝わってなかった時、娘は些細な事を発端に癇癪を起こしていた。


睡眠時間を多く摂るようにした。

体調の管理に気をつけた。体力の無い娘。抱っこはきつかったけど、子に抱っこと言われたら、私の体力が続く場合はなるべく抱っこもした。

イヤイヤ言い出したらまずは、どうして嫌なのか気持ちを聞いたり、代弁して、気持ちを受け止めた。頭ごなしに叱ったり、大人の言い分を言い聞かせるのではなく、子どもの心が納得するような話し方をした。また、しなければならない理由や物事を本人が腑に落ちる理由を添えて伝えた。


それでも、怒って機嫌が治らない時は、私の気持ちを子に伝えて、ただひたすらに待つ事にした。


私は2歳から3歳の頃の、あんなにちびっちゃい頃の可愛い可愛い彼女を、他の子どもと比べてイライラして仕方ない時期があった。

怒りに任せて怒鳴ってしまった事もある。


3歳の頃の娘は、癇癪が酷く、大きな声を出したり、物を撒き散らかしたり、わざと汚い行為をするなど、大人が困る、嫌だ!やめて!と、言うような事をわざと好んでしている時期があった。

こんな凄い事も出来るようになったのか。笑 と、成長の凄まじさを感じる反面、心は疲弊する。


ストレスが溜まってどうにかなりそうだった。

育て方を間違えたのかなと、諦めに似た感情が湧いた。私のせいで早く産んでしまい、発達障がいがある事をせめた。そして、どうして、分かってくれないの?と、癇癪を起こして泣いている彼女の事も、きっと責めていたのだ。


私は娘の前で泣いてしまった。

2人で泣いていたのに、娘は泣き止んでいて、気づいたら私は娘によしよしされていた。


自分は子どもが大好きで、障がいのある子ども達への理解も他の人よりある自負があったのに。

他人の子供なら、客観視できるのに、当時の私は、我が子となると、冷静な気持ちになれない、余裕のない時期があったのだ。


でも、ひょんな事から私は、気づけた。

彼女のペースを私のペースに持っていこうとしてたから、いけなかったんだと。


それから『待つ』ただそれだけを大切にしようと思った。それは、私たちにとって重要だったし、とても凄い変化をもたらした。



外出先で癇癪を起こしたり、時間のない時に癇癪を起こされると困るのだけど、家で癇癪を起こした時は、一度受け止めて、本人が落ち着くまで待つようにした。私が叱っている理由を分かりやすく伝えて、いけない事も、どうしてダメなのか、端的に話して、落ち着くまで待ってるね。と、別室へ行く。


すると、落ち着いた娘が

うさぎ『さっき、いやいやーって言っちゃってごめんね。◯ちゃん、これが嫌だったの。』と、伝えてくれるようになった。


泣くほど嬉しくて

にっこり『そっか。そうだったんだね。それでおこってたんだね。教えてくれてありがとう。でも、物を投げるのはいいかな?』

うさぎ『良くないねぇ』

にっこり『そうだよね、次はしないでね。でも、◯ちゃんの気持ち教えてくれて、ママ凄く嬉しかったよ。ありがとう。ママも少し怒っちゃって、怖い顔になっててごめんね。』

うさぎ『いいよ!』


3歳の終わりの方には、そんな会話ができるようになっていた。


待つという行動の経験も去ることながら、これは、娘が3歳の後半になり、理解力が成長したからだ。

イヤイヤ期は、子どもの理解力の発達によって、かなり消えていく。


そして、待つという行動が、子どもの心にゆとりをもたらし、安心材料になる。


2歳から3歳後期まで本当に大変だった。

でも、どの子も成長する。赤ちゃんのままじゃない。親と子どもの知識と経験と発達が、イヤイヤ期を乗り越えるのだ。



2歳、3歳の子育て奮闘中ママに心の底からエールを送りたい。そして、この日々はいつか必ず終わる。無理はしないでほしい。


これは、私と娘とのケース。

誰にも当てはまらないかもしれない。でも、何かの役に立ってくれたら嬉しい限りです。


私の、娘の癇癪との付き合い方でした。