大川端リバーシティ21から中央大橋を渡って新川（霊岸島）へ

新川（霊岸島）から大川端リバーシティ（旧石川島）

霊岸島検潮所・量水標跡（中央区の区民史跡）

・日本の標高は、日本水準原点（東京都千代田区永田町1丁目所在）から算定され

　る。日本水準原点は、東京湾平均海面（Tokyo Peil：T.P.）から決める。
・T.P.は、1884年、霊岸島量水標における1873年6月から1879年12月までの満干潮位

　を測定して平均値を算出して決定した。
・現在の原点標高は神奈川県三浦市の国土地理院油壷験潮場の験潮（検潮）と、定期

　的に行われる原点水準測量によって点検されている。

鉄砲洲稲荷神社（中央区湊1-6-7）

・創建年代不詳（841年説・承久年間（1219-1221）説がある）だが、1624年頃に、

　稲荷橋南東詰に遷座、八丁堀稲荷と称していた。1868年、鉄砲洲が外国人居留地

　となったことから当地に遷座、明治6年郷社に列格した。
・鉄砲洲の名称は①砂洲が細長く鉄砲の形をしていた、又は②大砲の試射をしたこと

　に由来すると言われる。江戸湊の入口に鎮座し地域の信仰を集めてきた。

・有名な富士塚がある（見るを忘れた）

八丁堀の与力・同心組屋敷跡

・中村主水が住んでいた場所だが、現在は何も残っていない。同心でも広い屋敷が与

　えられていて他人に貸して収益を得ていた（必殺シリーズでも出てくる）。

・なお、同心の正式の給料は、米価格換算で現在の200-300万円。江戸時代は、賄賂

　は厳罰だが袖の下は許される（謎）。なお江戸町奉行の給料は6000-7000万円。た

　だ、江戸町奉行は知事兼警視庁長官・裁判官の業務も行っていた。

組屋敷跡の看板は「京華スクエア」の角に設置されている。

・京華スクエアは、昭和初期建設の京華小学校の面影を残しつつ改修した複合施設

日枝神社日本橋摂社（中央区日本橋茅場町1-6-16）

・偶然見つけた。

・永田町の山王日枝神社の摂社。寛永年間（1624-1645）に当地を山王日枝神社の

　御旅所と定められ遥拝所が設置された。

正面の石鳥居

・万治年間（1658～1661）に永田町・日枝神社（本社）石段下に設置した鳥居を昭

　和36年に日本橋日枝神社に移設した。

狛犬（昭和9年6月奉献）

・珍しい天を仰ぐ上向きの狛犬。江戸三大名工と謳われた酒井八右衛門によるもの

昭和３年造営（空襲で被災するも補修、その後２回改修）

東京証券取引所

・昔、就職活動で来たな。

このあと、小網神社に向かったが、なんと新嘗祭の行事にあたり長蛇の列。素通りして人形町駅に向かった。

東京下町散策② 霊岸島・鉄砲洲・茅場町