昨年の今頃、区部の田んぼ巡りをしていたのだが、改めてどこにあるか調べてみた。関心を持つ人は乏しいらしく、断片的な情報が多い。そこで、農業の国勢調査である農業センサスを見てみた(といっても本当にどこまでやっているのか疑問がないとはいえない)。

 

葛飾・足立・江戸川はかつては大水田地帯であったが、現状は経済ベースでやっている農家はどの程度いるのだろうか。特に、葛飾区の面積の水田はなかなか見つけられない。府中市は意外かもしれないが、多摩川の近く、江戸時代から多くの用水があり、今でも生きている。

 

板橋・練馬・杉並・世田谷は教育的な施設であると思われる。調布市は、国分寺崖線にそった湧水があり、谷戸を利用した稲作が行われていたようだが、現在は限定的となっている。これは後日報告したい。

 

これって、都立高校の入試試験で、穴埋めにしたら面白いかも。東京の地理がわかっていればわかると思う。