川沿いの道はないため青梅街道を歩き、時折多摩川を見に行く。今回は20km進む。

 

青梅駅

 

旧稲葉家住宅

・青梅街道は、旧街道の雰囲気を残す建物が残る

 

 

 

神代橋(132m)(かみよばし)

・青梅街道と吉野街道を架橋(都道199号梅郷日向和田線)

・水面までの高さ21m。景観が美しい橋。しかし、かつては自殺の名所であった。

 

 

神代万年橋跡

・へそまんじゅう総本舗の敷地ぎりぎりあたりにある(見落としそう)

・1820年の記録には存在。当時は多摩川最下流の永久橋で。御嶽詣に便利。

 

へそまんじゅう総本舗

・神代橋すぐ近くにある。製造・販売している。

1個120円(税込み)で8個セットを購入。その場で食べる用に1個もらえた。

 

 

おいしい

 

石神社(いしがみしゃ)

(鎮座地)青梅市二俣尾、JR石神前駅近く、1919年に青梅鉄道延長の際に遷座

(創建等)創建年代不明、明治6年村社、石上神宮を勧請か
(祭神)   磐長比売命(いわながひめ)

(ご神体)古文献に「神体は丸き石なりという」とある。

 

 

大イチョウ(周囲6.6M・樹高25M)の巨樹で乳信仰の対象。樹皮を煎じて飲むと母乳がよく出るといわれている。青梅市指定天然記念物

 

海禅寺(かいぜんじ)

・青梅市にある曹洞宗の寺院。二俣尾駅より徒歩3分。
・寛正年間(1460年 - 1466年)に開山。豪族の三田氏の保護があったが三田氏滅亡の際に兵火にかかり消失。その後、何度も復興と消失を繰り返したが、中世多摩地方の七堂伽藍の様式を現在に伝えている。

 

 

 

軍畑大橋(129m)(いくさばたおおはし)

・青梅市の多摩川に架かる東京都道45号奥多摩青梅線が通過。
・かつて鎌倉秩父街道が通り軍畑の渡しがあった。水面高はあまり高くない。

・「軍畑」(いくさばた)とは、平将門の末裔を称する三田氏が1563年に、北条氏照に攻められた古戦場に因む。多摩川を挟んで戦った。

 

 

 

カヌーしている人がいました

 

青渭神社 一の鳥居

・青梅街道を奥多摩方面に向い右側(山側)に突然出てくる。

・傾斜も割とあり、雨後のこけで危うくこけそうになった(汗)

 

→一の鳥居から里宮まででも、集落内の急こう配を登っていく

 

青渭神社(里宮)

・延喜式内社(論社)で、高水三山の一・惣岳山(標高756m)の山上に鎮座

・崇神天皇7年創建、天慶年間(983~47)源経基が社殿を再建との伝。三田氏・北条氏・徳川氏からも崇敬を受けた。明治初年、山麓に拝殿(現在の里宮)を設置。

・涼しくなったら奥宮に行ってみよう

 

 

 

あまり見ない構図

 

 

青梅街道に戻るまでで視界が開けたところ

 

御岳橋(80m)

・御嶽駅近くで武蔵御岳神社のバスの発着点でありにぎわう。

 

 

奥多摩町の看板

・集落もまばら

 

看板で目指す先を確認

・小菅村まで29km、本日の目標の奥多摩駅まで約10km。

 

奥多摩大橋(265m)

・奥多摩町(川井駅近く)の多摩川を架橋(都道45号奥多摩青梅線)、斜張橋。
・橋長が長いのは、河川敷(キャンプ場)が広く、かつ斜め横断のためだろうか。

 

 

 

 

鳩の巣大橋と将門大橋

 

白丸ダム

・奥多摩町白丸の多摩川にある発電用ダム。高さ30.3m。東京都交通局の多摩川第三発電所および白丸発電所への送水用。発電能力は合計最大1万7,500kW。

 

 

白丸ダムの魚道

・白丸ダム完成により30mの標高差ができたために生息する魚の遡上が妨げられた。
・2001年に国交省が魚道を新設(全長331.8m、落差27mの階段状)

 

白丸魚道管理塔

・無料の施設。但し、目算133段の螺旋階段を降りることが必要(登りは1/3くらい)

・脚に不安があるとか、高所恐怖症の人は無理かも

・桜坂46のMV『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』(youtube視聴可能)のロケ地で螺旋階段の雰囲気がわかる。櫻坂461stシングルのカップリング曲。

・魚は上り下りするらしいが実物は見られず。一見の価値はある。

 

 

海沢大橋(うみさわ)

海沢大橋は、多摩川南岸道路と青梅街道を架橋。山岳風景になってきた。

 

 

昭和橋(97m)

・JR青梅線の奥多摩駅から5分ほど。多摩川と日原川の合流直後の橋梁
・橋自体は普通だが、橋上から氷川渓谷を眺めることができる。

 

 

氷川渓谷で遊ぶ人たち

 

(左)多摩川 (右)日原川

 

奥多摩駅前に、例の都知事選のポスター。記念にとっておいた。

 

奥多摩駅

・何度も通った駅。

・20年くらい前に、真夏に稲村岩から鷹ノ巣山に登り(現在閉鎖)、石尾根を六ツ石山を経て縦走し、最後に奥多摩駅近くに出てきたのだが、アブと小さい虫、猛暑もあって完全に疲弊したことが忘れられない。どう考えても冬にいくべきであった。

 

駅構内のツバメの巣

 

名称上の「多摩川」は小河内ダムの排出口まで。国道411号線で行くか、旧青梅街道を行くか思案中。旧道は楽しいそうだが、距離は長く、季節的にアブとか避けられないと思われる。いずれにしろ10km程度。戻りのバスは1時間に1本程度なので、ここまでならあまり気にしなくてよい様子。