こんまり流片づけコンサルタント
こんどうまゆみ です
アラカン世代の日々を綴りながら
お片づけについても
お伝えしています
「 チャプレン」
聞いたことありますか?
医療機関などで活動する
宗教家のことです。
日本では
まだまだ少ないこの仕事。
緩和病棟やキリスト教系の病院に
存在すると聞いたことがありました。
海外では、軍隊にも。
久しぶりに
耳にしたのは、
先日開催された
精神対話士の養成講座。
今期から
登壇された講師の
講義の中で
教えてもらったからです。
金城学園大学で
教えておられる先生ですが、
牧師でも
いらっしゃいます。
鎌倉の協会で
若いうちから
牧師として、
大きくの信者さんを
見送ってきたそうです。
そんな先生の
「死生観」を
キリスト教者の立場から
お話しいただきました。
1時間45分の講義で
何度も
目頭が熱くなりました。
心に響くお話を
聞けました。
その中で
1番印象に残ったお話は
チャプレンのことです。
アメリカで
チャプレンとして
コロナ禍の病院で
働いている
日本人牧師の
この記事、
是非読んでみてください。
のどの奥が締め付けられるような
切ない記事です。
コロナ禍の病院で
コロナ患者の病室に
入ることを
許されるのは、
医療者と
チャプレンだけ、
なのだそうです。
キリスト教では、
天に召される前に
牧師や神父に
祈ってもらうのが
常のこと
と聞いたことはあります。
(日本の一般的な
仏教や神道は
亡くなってからお坊さんが
お経をあげてくれるのと
多きく違いますね・・・)
このコロナ禍でも
欧米では
それが許されている。
これが意味するのは
人々の
神への思い。
宗教への尊敬。
「信心」が人生における重要事項ということ。
うまく表現できませんが・・・
人は神に守られて
生きなければ
生きていけないほどの
小さな存在
そんな事を
感じました。
日本の
皆保険制度と違い、
お金が払えないから
人工呼吸器を外す決断に
至らなければならない人々。。。
息子の
最期の時に
そばにいてあげられない家族に代わり
チャプレンが
そばにいることを許される。。。
なんだかね。
いろいろな
想いがあふれます。。。
最期の時に
誰かが側にいてくれることの
大切さ
欧米人の
カルチャーとしての
宗教の、
懐の深さに
感動しました。
精神対話士の養成講座で
この話が出たことには
意味があります。
聖書の中にある言葉
「喜ぶ人とともに喜び、
泣く人とともに泣きなさい」
~ローマ人への手紙12章
私たちだけが
立ち入れる場所があるはずです。
私たちが
「居場所」となり、
"ともに喜び、ともに泣く”
精神対話士を目ざす私たちに
先生からの
言葉は
重く、
そして暖かいものでした。
是非
みなさんも
精神対話士として
一緒に活動しませんか。