もーちゃんの先生 | たけもも(再再発 AML M6) でもパパは諦めない!

たけもも(再再発 AML M6) でもパパは諦めない!

急性骨髄性白血病は本当にしつこいやつです。

私ににて頑固!

今度こそ生きるか死ぬかの最後の闘い。
家族のためにもループをbreak;しなきゃ。

もーちゃんに公文(算数)をさせてもう5年が過ぎました。

何か秀でたものを一つでも良いから持ってほしい。

これはこれまでの人生において学校生活を送る上で私自身とても重要かなと実感してきた真理です。(そんな大袈裟なものではないけど)

秀でたものを持っていると一目置かれ、いじめ等の対象になりにくいと感じてきました。
何か学校で一番になって欲しい。
それは勉強でもスポーツでも良いのです。
そして、学校生活のモチベーションも上がり、成功体験を糸口に他の分野も伸びていく。
そんなイメージを持っています。

動機は後ろ向きですが、将来の役にも立つはずと言う一石二鳥計画です。

なんでしょうか...
ここまで書いていて、何故私はここまで全てを用意周到に準備してきたのだろうかと思ってしまいました。

最近、これまで打ってきた手が全て私が居なくなってもいいようにやってきた準備のような気がしてならない。

でも、道は拓かれたはず...
振り払わなくちゃ、私は生き残るのだから...
本当に死の影ってなかなか振り払えない。
とても厄介。

話しは反れましたがそれでとりあえずもーちゃんに始めさせたのが公文です。
私もやっていたというのもあります。
3学年先をやる事を目指して来たのですが、私の病気もあって、2学年先で止まっています。

3年先というのは意味があって、中学校に上がると桁違いに覚える事が増えます。
だから、せめて数学だけでも小学生のうちに終わらせて他の教科に回せる余力を作っておいてあげたいのです。

本当はもっとパワーかけて教えてあげて進路を早めてあげたいのですが、たーくんもいるのでなかなか手をかけてあげられていないのが実状です。
そしてまた闘病生活も延長戦。

2学年先になって算数から数学になって、きちんと教える事が出来るのが家族では私だけになってしまいました。

今は調子が良いので、ビデオ電話でもーちゃんの公文に付き合います。

今、一次方程式をしているようです。
私も公文をやっていたので何だか懐かしいです。
今は病院からだけど私が我が子に教えている。
熱血指導をしていた父親を思い出します。

これからもなるべくもーちゃんの勉強に付き合って行こうと思います。

動けるうちはクリーンルームから父親として出来る事は何でもやる。
たとえ兵庫に行っても出来る事は何でもやります。

でも、もーちゃんの卒業式までに熊本に帰れるかな...
帰ったら今度こそたーくんにも手をかけてあげないと。