一日遅れのドラディション後楽園ホール大会レポート | 時間無制限1本勝負”ケロぐ” powered by アメブロ

一日遅れのドラディション後楽園ホール大会レポート

菊ちゃん、今日、テーマ曲持ってきた?

今日は、大丈夫です。このかばんには絶対入ってますから。


このシリーズ初参加の菊タロー選手、岐阜、大阪大会と、テーマ曲を持ってきてなかったんす。
両大会共、タッグマッチなんで、ま、ま、ごまかしはできましたが、やはり、用意しておかないとね。


あれ、おかしいなあ。ここに入ってるはずなのに…。


かばん、ひっくり返してさがしても、

ないんすよ。


すいません、ありません…。


この日は、東京愚連隊との6人タッグなんす。
ですから、入場はね、東京愚連隊の曲でいいんすが、菊タロー選手が勝った時は…困りますねえ。


菊タロー選手いわく、

大丈夫です。私、弱いですから…。


試合前から負ける事を考えてるやつが…ここにいる!


しっかーし、この第1試合、なんと、菊タロー選手が、闘龍門メキシコの梶原選手から、バックドロップホールドで、ピンフォール勝ちよ。

音響さん、困った。
しかたないので、勝利者テーマは、菊タロー選手のではなく、東京愚連隊の。


当日、おや、勝ったのに菊タロー選手の曲じゃない…と気付かれた方、おられるかもしれませんが、こんな理由でしたんよ。

何があるからわからないから、ちゃんとテーマ曲は、いつも用意してて下さいね、菊タロー選手。



第2試合に登場のくらしま太郎、

入場時に女性から花束がわたされ、

また、リング上でも、5才の坊やから花束の贈呈が。


花束もらったのくらしまだけよ。


しかし、コールの時、相手のK-DOJOのトウナイ選手、滝澤選手、
そして、タッグパートナーの田島と、三人には、紙テープが飛んだのに、

くらしまだけ、紙テープないの…。


くらしま、人気あるのか、ないのか…?



第3試合は、藤田選手、雁之助選手のWMF師弟コンビと、ウルティモ選手、藤波さんのドラゴンタッグの対戦。

試合は、ウルティモ選手が藤田選手を丸め込んで勝利。

そして、ウルティモ選手がマイクをとり、

藤波さんにむかい、

「次は、逆飛龍革命を仕掛けます。」

と宣言。

リングをおり、一人、控室へ。


それを受け、藤波さんがマイクをとる。

そして、発した言葉は…


「今日は、ありがとうございました。」


お客さんに御礼から?みたいな。


ほとんど、感謝の挨拶と、メキシコで試合した報告なんす。


その中で、

「ウルティモ選手が、逆飛龍革命と言ってましたが、何を仕掛けてくるのか、楽しみです。」

みたいな感じでの、返しだけでしてん。


藤波さんらしいといえば、藤波さんらしいんですけどね。


最後は、また、

「本日は、ありがとうございました。」

と感謝の言葉でしめ、

テーマ曲が流れる中、リングサイド一周し、お客さんと握手。


なんか、大会のエンディングの雰囲気になっちゃった。


「以上をもちまして、本日の試合、全て終了となります。本日は、御来場下さいまして、まことにありがとうございました。お忘れ物ございませんよう、お気をつけてお帰り下さい。」

って、しめちゃおうかなって思っちゃいましたよ。

マジで。


この後、休憩だったんすが、終わったと思って、帰った人、いないでしようね。


休憩後のセミには、アレクサンダー大塚選手登場。

アレクとして試合するの久々だとか。

ドラディションでも、男盛で試合してますもんね。

このセミはね、大塚選手のパートナー、浜田さんの凄さが光った試合でしたんよ。

攻め、ではなく、受けの凄さ。

あれだけの攻撃をあれだけくらって…

ほんと、凄いっすよ、このちっちゃいおっちゃん。

試合前、控室で死んだように、ぐだあーとしてましたが、

試合中、本当に死んじゃうんじゃないかと思いましたもん。


若い時、新日本の厳しい練習に耐えただけありますなあ。


メインに登場の、大日本プロレスの石川選手、

今年、デビューしたばっかりの新人君だという事です。

リング上、もろ、緊張してるって、わかるんすよ。


でもね、ヒロさんとやれるなんて、凄くいい経験ですよね。

勉強になったと思います。


この石川選手、やられにやられたんすが、試合中、いい目してましたよ。

まだ、線は細いんですが、いい感じで成長してってほしいと思います。


このドラディション後楽園ホール大会、

面白かったんちゃいますかね。

今、自分、ほとんど、プロレス見てないので、他の団体さん、大会と比較はできませんが、

来て下さったほとんどのお客さんに、楽しんでいただけたんじゃないかと思います。



お客さんの入りもね、

スタッフから、かなり厳しいと聞いていたので、

寂しいんちゃうかなって、覚悟してましたが、

そこそこうまったんすよ。


満員には、まだまだですが、

これだけ入れば、いいんちゃいますかね。


このお客さんがね、

凄く、あったかいというか、雰囲気が凄くいいんよ。

楽しもうって感じがありますし、

凄く、わくんです。


超満員?って思っちゃうほど。


他の団体さんと、ちょっと、客層が違うかもしれません。

この前、やった、昭和プロレス程じゃあありませんが、ちょっと平均年齢、高い感じ。


最前列には、めずらしく、

大人の女性というか、OLさんが多く座ってるんすよ。

初めて見るんちゃいますかね、プロレス。

ビールを飲みながら、楽しんでおられたんですね。

このまま皆さん、プロレスフアンになってくれたら、うれしいっすね。


お客さんの満足度といい、いい興行だったと思います。