ハッスル参上 | 時間無制限1本勝負”ケロぐ” powered by アメブロ

ハッスル参上

今日から三連休ですね。
お出かけ予定の方、台風の動きに充分気をつけて下さい。
今日、明日と試合が予定されている団体、特に、台風の進路に当たるところで予定されてる団体さんは、きがきでないでしょうね。
もし、試合開始時に直撃が予想されるところがあったら、開催するかどうかの決断しなきゃいけませんしね。
台風となると、お客さんが来て下さるかどうかの心配に加え、選手、スタッフの足の心配もしなきゃいけませんねん。
一番大切なのは、お客さんの安全性なんですけどね、興行性より。
ハッスルさんは今日、浜松大会。大丈夫でしょうか?
今日のハッスルさんには、自分出ませんが、先日、11日、水曜日、後楽園ホールで行われた、ハッスルハウス Vol.26に出場しましてん。
オファーは一週間ぐらい前、あれ、一週間なかったかなあ、突然のお仕事依頼でございやした。
今週は、大阪で営業予定でしたから、どーしようかなあって、悩んだんですが、ハッスルさんと話、相談もあったので、一日大阪から帰ってきて、出場する事にしたんですわ。
オファーの時に聞いた仕事は、アントキの猪木選手のコール。
対戦相手は、ジャイアント バボ。
こちらは、馬場さんをイメージさせ、全日本の木原リングアナがコールするとの事。
11日、営業先の大阪から新幹線で東京駅へ。
M山君に車で迎えにきてもらい、そのまま後楽園ホールへ。
突然でしたから、他のカードとか、全然知りませんでしてん。
ですから、誰がでるのかも、知らんちゅう事ですわ。
控室に行ってびっくり。
ノートンがいるじゃん。
ここ数回、ハッスルさんに出てる事は知ってましたが、まさか今日いてるとは。
久しぶりに会いましたよ。お互い、新日本時代以来ですから。
でも何で、新日本さん、ノートン使わなくなったんだろう。ずっーと新日本でやってきてくれて、フアンの心にも、新日戦士として入っているのに…。
ノートンさん、ちとでかく…ちと丸く…はい、ストレートに言います、ちと太ってましたねえ。
向こうもびっくり模様。
「ハーイ、タナカサーン。」
「ハーイ、ノートンサーン。」
まずは、握手。
「オゲンキデスカ?ドウシタンデスカ?」
「ワタシ、シンニホン、ヤメタンデスヨ。
「ホントデスカ?イマハ、ナニヤッテルンデスカ?」
「ムガデ、リングアナシテマス。」
「オー、ムガ」
「ムガ、ノートンサン、デテクレマス?」
「ヨロコンデ。フジナミサン、トテモイイヒト、ワタシ、スキデス。」
ちゅう会話、カタカナでしたんちゃいますよ。ちゃんと英語で…まあ、簡単な会話ですから…。
その後も、英語で話かけられたんですが、ぶっちゃけ、何言ってるかわからなかったので、適当に「イエス」
とか、
「イヤー」
とかこたえておきました。
今日も控室は天龍さんとご一緒でございました。
控室に 荷物置いて、壁に張ってある対戦カードを見て、はあー、今日はこうなっているのかと。
自分の出番、シングルマッチかと思ってたら、アントキの猪木、崔 領二 対 ジャイアント バボ、アンジョー 司令長官 のタッグマッチでしてん。
セミファイナル…ちゅうても、休憩前、第三試合ですねんけどね。
今日のお仕事は、前口上も、選手入場コールもなく、あおりのVTR中に、木原君とリングに上がり、両チームが揃ったら、真面目に普通に、自分から、崔選手とアントキの猪木選手をコールする。で、つぎに木原君が、バボとアンジョー選手をコールし、リングを下りるというもの。打ち合わせでは。
いやあ、コールだけなんて、そんな簡単な事だけで、こんな楽な仕事だけでいいんでしょうか(コールは簡単な事ではありませんが、ニュアンス的にわかってください)。なんかすっげー申し訳ないような。
でもね、打ち合わせ表みると、いや、ここだけの話、このコールの所、自分と木原君の名前なくて、違う人がする様になってんですよね。
本当に、急にというか、突然、自分と木原君を使おうとなったんでしょうね。
この試合を盛り上げる為に呼んでいただいたのに、ただコールするだけでいいんだろうか?より盛り上がる様に、何かした方がええんちゃうかなあって思いましてねえ、そやなあ、リングに上がった時の雰囲気で、両チームが揃った時のお客さんの沸き方で、何か、コールに加えたろと。
お客さんも自分にそうゆうの期待するかもしれないですし、リングの上で決めましょとしましてん。
ええ、もしかしたら、コール以外にも何か言うかもって事、スタッフにはいいませんけどね。

これまで三回ハッスルさんに出させていただいてますが、今回が一番精神的に楽っす。
なんかこれでいいんだろうかって程、のーんびり。

ハッスルの方と、今回とは違う仕事の話もちゃんとできましたしね。
この結果は近々、発表できるかも、お楽しみに。

自分の、のーんびりとは逆に、すっげー緊張してるのは、ジャイアント バボ事、長尾…前新日本プロレス。
馬場さんのマネというか、馬場さんを連想させる動きをしなければならないですし、この試合のテーマですからね、それが。
長尾…じゃねーな、バボのその出来が、試合が成功するかどうかの鍵ですからねえ。
すっげープレッシャー感じてるみたいで、しきりに「胃が痛いです。」ちゅうてますわ。
楽しめばいいのに。
こういったプレッシャーに打ち勝っていかないと、上にはいけませんでー。

6時開場。
長尾の、いや、バボの緊張度が上がっていく。
自分、全然緊張してないかというと、そうでもないんですよ。
やはり、オファーいただいたお仕事です、期待以上のコールしなければいけませんから。間違えたり、かんだりできやせんからね。
6時半前でしたか、スタッフが控室にやってきましてね、「当日券、全て売切れでーす。」
すっげーなあ。
ハッスルさん、後楽園ホールといっても、入場料安くないんですよね。
うらやましいなあ-っていうのが本音かな。

売切れと聞いて、より緊張したのが、はい、バボちゃん。
よーし、やってやるぞーって、燃えなさい。だって、めちゃおいしいじゃん。

7時開始。
その前ぐらいから着替えっす。
猪木さんと馬場さんの対決を連想させる試合ですから、黒のタキシードという、オーソドックス衣装でいいんじゃないかと思ったんですが、ハッスルサイドからのリクエストは、「青」の衣装。
やっぱりかああ。
まあ、タキシードもここしばらく、何年も着てませんが…。
木原君は、やっぱりいつも通りの黒に蝶ネクタイ衣装じゃん。
青の衣装着終わると、木原君が、「写真撮ってくれますか?」
記念撮影っす。写メ。
続いて、アントキの猪木君も、「自分もいいですか?」
再び記念撮影っす。写メ。

オープニングは、川田選手の挨拶から、いつも通り、歌。
チャゲ&飛鳥の歌を唄おうとすると、通路から唄いながらでてきた二人組。曲をとられたって設定ですが、この二人組、ものまねの、ノブ アンド フッキーさんだったんですよ。
皆さん、きずかれましたでしょうかねえ。

第一ハッスルに登場した、恐・イタコ選手って知ってます?
ハッスル人気キャラですねん。選手が天からおりてきて、イタコ選手の中に入り、その選手の曲が流れ、その選手となって、曲が流れてる間だけ闘うんですよ。その間、お客さん、その選手の名前をコールして、応援、楽しむんですよ。
おもしろいよー。
今日は、何と下りてきたのは、橋本 真也。
大橋本コールの中、本当に橋本の動きをするんですよ。
控室で、モニターで見てて、なんか、目頭があつくなってきてしまいました。
第二ハッスル中、スタッフから「スタンバイお願いします。」。
もうすぐ出番。
バボ、吐きそうになってやんの。
「胃がめちゃ痛いですわ。」
第二ハッスルが終わり、セミハッスルのあおりVTRが会場内に流れる。
その間に、自分と木原君は、リングサイドに。
VTRの時間をみて、スタッフの誘導で、リングに上がります。
まず、猪木組の入場。
続いて、馬場さんのテーマで、バボ組入場。
この時点でお客さんノリノリ。
両チーム入場時、自分にも、ありがたい事に、声援いただきまして。
両チームが揃い、コールする時、より声援をいただきましてね、よし、加えちゃおっと、セリフ、増やしちゃった。
予定では、「本日のセミハッスルを行います。」だけだったんですが、言ったのは、
「本日のセミハッスル、時空を超えて実現、ドリームタッグマッチを行います。」
これ、すべらず、すっげーわいたので、調子に乗り、アントキの猪木コール前に、アントキの猪木のキャッチコピー、
「燃える合コン」をつけたんです。
これも受けましたねえ。
気持ちいいっすよ。
自分の担当コール終了。
続いては木原君のコール。
交代する時、手をだしたんです。さすが木原君、察してくれまして、タッチして、交代と。
これまた受けたんですなあ。
木原君のコールが終わると二人して、リングをおり、お仕事終了。
盛り上げたでー。後はたのんだぞ、バボ。
そうそう、バボ君、馬場さんに成り切る為、髪を黒に戻し、赤のショートタイツに赤の膝当てパットでの試合ですねん。
自分はすぐ控室に戻ると、そこには、何と、ハードゲイコスチュームをきた天龍さんが。
これが今日のサプライズの様です。
「天龍さん、カッコイイ!」
「ケロちゃん、どう反応していいかわからないから、言わないでよ。」
照れながらも、腰振る練習してましたで。
自分、着替えながら、お客さんの反応聞いていましたが、結構わいてるので、バボ、頑張ってんなあって。
試合終わり、戻ってきたバボ、晴れやかな顔。
プレッシャーから開放されたあって感じ。
一つ大きくなる経験になればいいね。
休憩後、インリン劇場があり、メインハッスルへ。
試合カードに天龍さんの名前なし。
終わった後、あの格好で飛び込んでいきましたよ。
天龍さんが現れると、館内大爆発!
見事です。
今日も見に来られたお客さん、楽しまれたんちゃいます。
何回参加させていただいても、いろいろと勉強になりますね。

翌日、また営業の為、大阪に戻りました。


また、今回、長くなりやしたねえ。
午後4時ぐらいから書き始め、今までかかっちゃった。