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今日はまったあ、あっちっちの一日でしたねえ。
家でゆっくりされました?どこかに出掛けられました?それとも仕事っすか?
あたくしめは、一日、家にいたんですが、資料みながら、携帯手にしながら、打ち合わせ、今後の計画をたてる一日でしたよ。
この連休中も、大阪で動いて下さってる方が、いて下さったり、ほんと、ありがたい事です。
5月16日の大阪の試合もそうですが、前日の西村トーク前夜祭、当日の打ち上げイベントと、よろしくお願いします。
さて、土曜日、日曜日とプロレス以外のお仕事してまいりました。
なんの仕事かといいますと、「ラグナロクオンラインフアン感謝祭~RJC2007~」
わかりますか?
オンラインゲームのイベントなんです。
その中で自分の役割、仕事は、バトル演出アナウンス。
オンラインゲーム業界最大のイベントだそうで、その中で、オンラインゲームの全国大会、いわゆる日本一決定戦が行われるんですね、その決勝トーナメントの盛り上げアナウンスが、依頼のお仕事なんでがす。
この仕事、去年もさせていただいたんです。
去年も同じ時期にありまして、いままでお付き合いした事のない会社から話しがきたんです。
最初はまだ候補の段階ですってとこから始まったんですよ。
新日本をやめ、フリーとして、自由にいろんな仕事をしている時でしたから、どんな事でも勉強になれば、と思ってましたですのよ、オホホノホー。
プレゼンが通ったんでしょう、正式に仕事の依頼がきまして、お受けしたんですが、本当になんのイベントなのか、何をどうしたらいいのか、じぇんじぇんわかりませんでしてん。
進行表や進行台本予定稿を事前にいただいたんですが、ここで、あおりのセリフを言い、ゲームするチーム名をコールすればいいっていうのはわかるんですが、イベントの流れが、全体が見えないというか、イメージできなかったんですよ。
前日に打ち合わせとステージリハーサルがありまして、行ってまいりまして、ようやく、なんとなーくって感じでございやした。
本番当日は、驚きの連続でしてね、自分の知らない世界でしたから。
ただ、自分の仕事をまっとうするだけですから。
台本にあった前口上を、変えてもいいという事でしたから、自分なりに、プロレス的に盛り上がる様に変え、やらせてもらったんです。
終わってから、依頼してきた会社に、大変評判がよかったと、絶賛でしたと喜んでいただき、ホッとしたもんです。だって、自分に仕事を持ってきていただいたんです。いい仕事して、応えなきゃ。本当に評判よかった様ですね。だからこそ、今年も同じ仕事の依頼が来たんでしょう。うれしいっすねえ。
今回も事前に進行台本予定稿をいただきました。
一応目を通したんですが、もう自分を設定した演出、セリフになってたんですよ。
土曜日は去年同様、打ち合わせとステージリハーサル。
今年の会場は、なんと、有明コロシアム。
こんなでかい所でやるんですよ。
去年は、ディファ有明でしてん。朝10時から夕方6時までの長いイベントなんですが、ディファ有明に入りきれない人が集まったんですね。
だから今回、場所を変えたのか、ディファ有明があいてなかったからなのかは、わかりません。
リハーサルは4時から。
車で向かう途中、よかった東京の空が一転、黒い雲が一面に。
カミナリと雨。
気温もどんどん下がり、めちゃ寒い中、リハーサルでした。
ラグナロクオンライン・ジャパンチャンピオンシップと銘打たれた、オンラインゲームの決勝トーナメント、一回戦、準決勝は、自分、陰アナ。
決勝戦の前に、暗転の中、黒いガウンで全身を覆い、ステージ中央までいくと、そのガウンをバッとはぐ。
そこにピンスポがきて、前口上というか、あおりのセリフなんです。
これねえ、結構長いセリフなんですよ。
自分がやるという設定でのセリフなので、ほとんど変える所はないなと。
でもね、間違えてはいけない固有名詞や、言い回しがあるんです。
去年はね、アンチョコ…というか、もう堂々と、セリフを書いてある紙を入れたクリアファイルをもち、ステージでそれを開けてやったんです。
今年も、自分を指名で使っていただいたんです。より応える為、決意しました。
この長いセリフ、コメント、アンチョコなしでやってやろうと、暗記してやろうと。
あおりだけなら、流れの中でどうでもできるんですが、先にも書いた様に、間違えちゃいけない固有名詞やゲーム用語があり。また、このセリフは、参加チームが予選から頑張ってきて、いよいよ頂上決戦ですよって感じですから、ひとつとちると、流れがガタガタになるし、セリフがつまってしまったり、かんでしまうと、演出的によくないし、盛り上がりにも欠けてしまうんですね。
危険おかさずに、アンチョコや去年同様、クリアファイル持ってやればいいんですけどね、やはり、使っていただいたし、よりいい演出の為に、より盛り上げる為に、より効果があるように、なんとしても、何も見ずにやりたい、やらなければと。
ただ暗記して、口から言葉を出すだけではなく、それに抑揚、感情をいれなければなりませんから。
ちょっと、自分の言い方になるように、語尾は変えた所も作りました。
リハーサルが終わり、帰ったのが、夜10時半ぐらい。
朝までが勝負でしたね。
とりあえず、打ち合わせ中から、ポイント、ポイントを頭の中に入れようとしてましたし、リハーサル中も覚え様としてましたから、後は何度もリピート。
でもプレッシャーありましたよー。
多分、一カ所つかえたら、後、出てこないんじゃないかなって。
リズムをもち一気にいかなきゃいけねーなと。
ちゃんと寝とかなきゃとベットに入り、目を閉じるんですが、頭の中、セリフ駆け回ってまして、なかなか寝付けませんでしたよ。
本番当日、昨日の日曜日っす。
快晴。
朝、8時半、家を出発、会場の有明コロシアムへ。
相変わらず、頭の中で、セリフの練習っす。
控室に入ると、今日の一回戦、準決勝用の前口上のセリフをいただきました。
これは陰アナなので、書いてあるやつを見ながら言えるのでね、ちょっと安心。
しかし、これ、決勝トーナメント進出の8チームがそれぞれ考えたあおりコメントらしく、そうやったらそのまま言わなければいけませんよね。
それにも、ゲーム用語や、技の名前が入っており、また、チーム名も、絶対に間違えれません。抑揚もつけ、盛り上げなければならないので、見ながら言えとはいえ、気は抜けません。
こちらも、つまったり、間違えたりしない様に、何度も練習しなければ。
去年はアンチョコを持つという事から、余裕もあり、待ち時間は、場内にでて、見学してたんですが、今年は一切、そうゆうの無し。
控室でひたすら練習と集中ですわ。
たまに控室出て息抜き。
控室出たロビーから、前のディファ有明が見えるんですね。
ディファ有明の前も人だかり。
おやあ、今日、プロレスあるのかなあと、思ってみてたんです。後で調べたら、今日、ディファ有明でプロレスはなく、何かのイベントだったようですなあ。
後は、ステージ裏の二階客席に行き、場内の雰囲気を感じながら、本番のシュミレーションですわ。
このオンラインゲーム、7人で1チームのバトルゲームでして、192チームが一ヶ月に渡り予選を行い、各ブロックの一位、8チームが会場で直接対決なんです。
この決勝トーナメントをメインに、コスプレ大会や、ラグナロクオンラインの情報バラエティー番組「ラグナロクch」に登場するパーソナリティの女性三人が歌う同番組テーマソングを歌うライブや、彼女らを含むラグナロ娘や、らぐな☆がーるずと呼ばれる女の子達のステージやサイン会。ゲームアイテムが当たる抽選会なんかがあるんです。
去年同様、わたしにはよくわからない世界です。
でも考えたら、プロレスも、全然興味ない人にとったら、わからない世界なんでしょうね。
自分の最初の出番は、12時40分から。トーナメント一回戦です。
10分前にステージ横に。
舞台監督のキューで、コメント出しですわ。
ええ、何一つ間違えず、ちゃんとできましたでございますよ。
チームの事をギルドというんですが、そのギルド達がゲームで戦ってる間、我々の前にあるモニター(館内のお客さんには、ステージにある大きなスクリーンで、ゲームの模様が見れます。)に、ゲームの模様がでてるんですが、横の舞台監督が聞いてきました、「田中さん、ゲームやられます?」「いいえ。全然わかりません。」「私もなんです。全然わからないんです。」
本当に画面見てて、何がどうなって、どう戦ってるのか、チームの内、だれが脱落したのか、どっちが優勢なのか、まったくわかりません。
たずさわってるスタッフの中にも結構わからない人、いてるみたいで、面白いもんですねえ。
でも、見ているお客さんはみんな理解して見てるし、解説者の方はちゃんと解説してるんだから…当たり前ですなあ…凄いっすよ、と思いながらも、別にわかんなくてもいいやって思ってしまいます。
一回戦が終わり、私、休憩。
一時間後、再び舞台横に行き、準決勝の陰アナ。
準決勝後、また一時間で、いよいよ決勝戦です、本当の出番です。
準決勝が終わってから、衣装に着替え。
去年は、青のリングコスチューム(衣装を写メし、送り、青でとなったんです)。今年は、白のリングコスチューム、リクエストでした。
着替えると、結構緊張してきちゃいましたよ。
セリフ、コメントの確認と、集中。
加えて、決勝に残ったギルド、つまりチーム名も頭に入れなければ。
係りの方が呼びに来ました。
ステージに向かいます。
今度はステージ裏で待機。黒いガウンで全身を覆います。自分の後に二人、一応、ボディガードとの設定で、同じ黒い衣装でスタッフが二人つくんです、仮面付けて。これも演出の一つ。
ステージ裏で、幕を開け、出るキューを出してくださる舞台ディレクターのスタッフがその二人のスタッフに声かけます。
「とちって田中さんの足を引っ張るなよ」
「いえいえ、自分こそ足を引っ張るかも」
「またあ、田中さんは大丈夫でしょう」
んな事ないのに…。ステージ裏での待ち時間、何度もコメント言ってみたんですが、結構つまるのよ、これが。めちゃ不安。
正直、何度、やっぱりアンチョコみようかとか、ポイントのコメントを手に書こうかと思ったことか。
もうここまできたら開き直りっすよ。
出番が来てしまいました。
照明が落ち、音楽がなる。目の前の幕が上がる。スモーク、CO2が出る。階段を上がり…って、CO2で階段が見えねー。
何とか上がりステージに。中央まででて、(ここまでバックライトでシルエット演出。カッコイイ?)バッとガウンをとり、投げる。
はい、ピンスポ。
この時、実はドキドキ感、全然なくなってたんです。
最初のセリフが口から。
その後は、ありりゃ、一カ所も間違えず、つまるところもなく、リズムよく言えちゃいましたよ。
決勝戦進出の2ギルドのチーム名を最後にコールし、自分は下手にはけです。
確かに、つまらずに言えたんですが、コメント全部あってたのか、本心いうとね、全然わかんなかったの。次何だろうって、頭で考える事なく、次から次へとでてくる言葉を口から出してたって感じですか?コメントにかんしては、無心で、自然にまかせてたのかもしれませんね。
ああ、フラッシュたかれてるなあ、とか、写真撮られてるなあって思ってはいましたが…。
後は、ステージ横で陰アナになり、優勝ギルドをコールするだけでした。
全てが終わり、控室に戻り、着替えてると、舞台監督さんが来られ、「ありがとうございます。凄くよかったです。盛り上がりました。」
とね、言って下さったので、とりあえずはよかったなと。
何度も書きますが、本当に、折角、自分を使っていただいたんですから、期待に応えなければ、いや、期待以上の物をだしてこそだと思いますからね。本当に盛り上がったのであれば、いい演出になったのであれば、うれしいっすね。
家に帰ってきたら、なんかすっげえ疲れがでてきちゃいまして、ブログ書くエネルギーがなく、今日の月曜日にしたら、まあ、大作になっちゃって、長くて、一日がかりになっちゃいましたって、日付まで変わっちゃったよ。実はこれ、携帯で書いてるんですよ…時間、かかったあ…。
明日…ちゅうか、もう今日ですね、火曜日は、M山君と車で長野へ。6月の東御大会の配券と営業に行ってきまーす。
ふう、これ書くの、疲れた…。