ハッスル大阪大会 | 時間無制限1本勝負”ケロぐ” powered by アメブロ

ハッスル大阪大会

10分押しで始まったハッスル22大阪大会。
それまでシン先生の話し相手だったランデルマン選手が第一試合…じゃなく、第一ハッスルに出場で、行っちゃったので、シン先生の話し相手が自分に変更よ。
チャボ・ゲレロの話。
日本で引退試合した事、信じられないって。チャボはいいやつだ、から、藤波さんはいいやつだの話に展開。藤波さんから続いて、坂口さんもいいやつって話になって、坂口さんの息子さんの話に。息子は日本でスターなんだろみたいな。
最後まで、猪木さんはいい人だという話はでませんでしたねえ。
第一ハッスルに登場の、ランデルマンとタッグを組む、キンターマン(伸ばす所を間違えないで下さい。)、クロダーマン、この三人のマスク、これいいんだなあ。
パーマンみたい。キンターマンは関西弁やし、体型といい、いうならばパーマン4号、パーヤンですね。このマスク、本当、いいアイデアよ。
第二ハッスルぐらいから控室を出ました。
シン先生も、怖いタイガー・ジェット・シンになるため、集中していかなければいけませんし、自分もハッスルのリングアナ・田中ケロになり、集中していかなければいけませんから。
それに、自分とシン先生、リング上で闘かわなければいけませんから。
闘いと言っても、殴り合うとかではなく、感性の闘いをしなければいけないのです。
自分を襲いにくる可能性はあると思いますが、この前の名古屋大会みたいに来ないかもしれません。お客さんの反応や、セコンドの動き、タイミング等でシン先生、動きを決めますから、それを瞬時に読み取らなければいけないんです。
確かに、これまでの経験上、シン先生の動きを読む自信はありますが、どうせやられるなら、最高のタイミングでやられたいですからねえ。
第四ハッスルの小川、島田 対 大谷、中村カントクのタッグが終わり、休憩後に自分の出番、シン 対 坂田戦です。
その第四ハッスルの最中に控室に戻ると、いや、見ちゃたですよ…これ、ほんま、ここだけの話ですよ…シン先生、凶器作ってましてん。
金属製の棒状、フォークかスプーンか、それにテーピング巻いて、固めてるんです。それをリングシューズの中に入れてましたよ。
凶虎になっていく中、思いついたんでしょう。
当然、レフリーや対戦相手の坂田選手にチクる様な事、しませんで-。
休憩中、集中、集中。
予定している前口上を何度も繰り返し、頭に叩き込み、目を閉じ、リング上の、本番のシュミレーションです。
ハッスルさんでは自分、アンチョコ、持ちませんから、リング上で、雰囲気で前口上、変えるにしても、基本型をしっかり入れておかないとできませんから。
そうこうしてると、スタッフが呼びにきましてん。ちょっとウエイトの時間があるのかなと思ったら、即館内へ。
もう試合あおりのVTRが始まってて、そのままリングサイドに。
うわわ、気持ちの準備が…。
リング下で、すこーしだけ時間がとれたので、深呼吸っす。よし、と気合いが入りましたよ。
暗転の中、リングサイドに行ったんですが、わかった方もいたみたいで、写真とられました。
サプライズ、サプライズ。
スタッフの合図でリング上に。
リングに上がると、やはり、結構、落ち着きますねえ。もう、やるしかないですから。あとは、お客さんの反応…。
VTRも終わり、自分にスボットが。
「ケロちゃーん」
いっぱい歓声をいただきました。
うれしいですねえ、ありがたいですねえ。
この盛り上がりで、呼んでいただいたハッスルさんの期待に一つこたえれたかなと。
後は、自分の前口上、コールで、もう一盛り上がりさせなければ。
ど頭、最初のセリフ、のりがよかったので、予定になかった「時は来た!」使っちゃいました。
選手呼び込みで盛り上がっていただけましたし、前口上、かみませんでしたし、とりあえず一安心。
お客さんの盛り上がりが凄いので、シン先生、名古屋大会以上に客席を暴れながら回っておられましたですよ。
坂田選手の待つリングに、やっと上がってきたシン先生、ん、この雰囲気はこっちに来ないなあ、坂田選手を襲いにもいかないし、一応セコンドにとめられてる形でコーナーにいるけど。
これだけお客さんが入ってて、のりがいいと、自分や、対戦相手を襲わない訳ないんだがなあ…ははーん、そうか、そうゆう事か。
二人のアピールしあうタイミングを見て、コールに入りました。
ハッスルのリングでコールするの、実は初めてですわ。
最初の後楽園ホールは入場してきたシン先生にやられ、二度目の名古屋大会は、入場してきたシン先生が相手のHGに襲いかかり、いずれもコール出来ませんでしたからね。
ハッスル初コールは、青コーナー、坂田選手から。
続いて、赤コーナーのシン先生のコール。
「赤コーナー、190センチ120キロ、タイガァァァ-ジェット-…」
来た、来た、来ましたよ、セコンドを振り払ってこっちに。
わかっていても、逃げず、気がつくのが遅いふり。
「シ-」
までコールしたところで、ボディにキック一発。
ぐあぁぁ。
わかっていても痛てーなあ。
いや、これはもう、コールが終わった所か、途中で来るなってわかりましたからね。コール前に来る雰囲気だったら、襲いに来るタイミングをつくるため、コールするのを待つんですが、コーナーにいるシン先生見て、わかったので、最初のタイミングでコールに入ったんです。
シン先生、気合い入ってんなあ、力入れたんですが、想像以上の蹴りでした。
倒れた時に腰は打つし、リング下に転がり落ちたら、なんだろう、坂田選手にやられたのか、シン先生も落ちて来て、サーベルが、私の顔にゴチン!
トリプルで痛てー。
でも、やられた時のお客さんの歓声というか、めちゃわいた声、しっかり聞いてました。盛り上がってくれて、やられがいがあるというものです。
しばらくトレーナー室で横になってたんですが、館内の歓声が聞こえてきてまして、試合も盛り上ってんなあって。
落ち着いた所で着替え、メインハッスル、見てましてん。
HG,RG対川田、天龍。これもすっげー盛り上がりましたよ。
川田選手、天龍さん、バッシバシやりますが、本当に、HG,RGの二人の頑張りですよ。
本当のプロレスラーではない二人が、これだけお客さんの心に入り、お客さんをわかせ、満足させるんです、本職のプロレスラー達、負けじと頑張らなければ。
まあこれも、タレントだからと中途半端な攻めはせず、ガンガン攻めた川田選手と天龍さんが相手だったって事もありますけどね。
今日もいろいろ勉強させていただいたハッスル参加でした。
最後、握手でシン先生と別れたんですが、また会える日があるといいっすね。
さて、明日は大阪プロレスのIMP大会に行ってきます。リングアナの仕事ちゃいますよ。うちの大阪大会に出ていただくデルフィン社長にご挨拶と、会場でチケットを売らせていたたく為なんです。
明日、来れる方、IMPでお会いしましょう。