二日遅れの観戦記 | 時間無制限1本勝負”ケロぐ” powered by アメブロ

二日遅れの観戦記

いやはや、後楽園ホールの試合結果、たくさんの方に見ていただいたのに、感想が書けなくて申し訳ございませんでした。
試合当日はもう、あの試合結果を載せるだけでいっぱいいっぱいでして、昨日は昨日でめちゃ忙しく、ぐちゃぐちゃ疲れで、いやあ、すんません。

さてさて、日にちを試合当日に戻して。
まずは、お昼、某ホテルで、関係者との打ち合わせから始まりました。
二時半過ぎに後楽園ホールへ。
駐車場には、すでに、後藤ちゃんや、浜田さんがきてまして、待ってます。
何を?
昼、DDTさんが試合やられてまして、その試合と片付けが終わるのを、でがす。
三時前、ホールに上がっていきましたのです。試合は終わり、片付けに入ってはいたんですが、まだ選手の方、控室におられて、我々、控室前で待ち、でございます。わたくち、去年、DDTさんに出ておりましたので、みーんな顔みしりさ、フフーン。当然、挨拶しますわな。「お疲れ様です」「お元気ですか?」「ご無沙汰してます」
控室から出てくるDDT選手にまじって、おや、この頭は…いやいや、顔は、おお長井君じゃないの!長井君、昼はDDT、夜は無我と、ダブルへッター、大活躍じゃん。
DDTさんの片付けが終わると、今度は無我のリング設営っす。
六時半開始ですから、いそがないと。
自分は、関係各位の皆さんと、打ち合わせや確認事で、まあ、忙しい事。途中で何がなんだかわからなくなってしまったりして。
川田選手とも、ルールに関して話さなきゃと言うより、ぎりぎりまで交渉しなきゃ。
なんかしわすれたことないかと、確認しながらしていても…時間がなーい。
入場式等、進行も考え、選手に説明もしなきゃいけないし…本当、あっという間に六時半ですよ。
自分の中でシュミレーションできないまま会場へ。もう、何とかなるさ精神。
この日のオープニングはいつもと違い、杉野さんの「無我の闘志」の歌から(このCD、この日から発売だったのです)。その中、選手が入場、まずは、新弟子の征矢を紹介して、一周忌のキャットレフリーの追悼十カウント。もう一年たつんですね。なんか、つい先日だったような気がします。ちゅうことは、自分が新日本をやめるって発表してからも、一年っちゅう事ですね。

選手退場ですが、西村だけ残ってもらい、そこに川田君に入って来てもらいました。開始前、川田君に確認したんですが、まだ、ラウンド制に踏み切れなく、では、恨みっこなしということで、両選手納得の上、公開抽選としたんです。
はい、公平になるように、会場にこられてる方に抽選してもらいました。子供さんに出てきてもらい、やったんです、全責任をこの子に…。えらいこっちゃ。
結果は、ああよかった、ラウンド制に決定です。
さすが川田君、しっかりと受け入れてくれましたよ。ゴッチさんのメッセージの後、試合開始。時計みると、ありゃ、もう七時…ここまで三十分もかかっちゃいましたよ。
オープニングマッチは、HIROKA 対 マルセロ。最初、少しかたいなあ、緊張してんのかなあって感じたんですが、さすがメキシコCMLLの名物カードって闘いになりましたよ。女子プロレスですから、リングの大きさも、ロープの硬さも違う中で、凄く頑張ってくれたと思います。
第二試合は、雁之助選手のレスリングに驚かれた方、多かったんじゃないですかね。わたくし個人の意見ですが、西村とシングルやってもおもしろいんじゃないかなと。
第三試合のタッグ選手権、メキシコ、ルチャルールにしたら、まあ、メキシココンビがリズムよく攻めてくんですよ。こりゃ、ルールで失敗したかなあと思ったんですが、竹村、正田、前半を踏ん張り、試合を長引かせた事で流れがかわり、見事、初防衛よ。やったあ、次のシリーズもタイトルマッチ出来るー。
この試合の最中、場外にとんできた時、選手が本部席に突っ込んできまして、置いてあったキャットレフリーの写真のガラス、めちゃくちゃに割れちゃいましてね、その処理が気になっちゃって、実は後半、しっかり試合見てなかったんです。選手にも、お客さんにも危ないですからね。
藤波さんと浜田さんの試合中、浜田さんのプランチャーが、これまた本部席の前。倒れた藤波さんの体が本部席に当たり、片付け中のガラスが再び飛び散りまして…何てことすんのよ。
またまた、そっちの処理に気がいき、これまたほとんど内容見てません。とにかく早く片付けて、怪我人を出さない様にって事だけでしたよ。
この試合、藤波さん、久々にドラゴンスーブレックス(テーマ曲です)で入場。その時、わきましたねえ。
さて、注目の、西村 対 川田戦。ラウンド制、最初、さすがにリズムがとれないような感じでしたね、川田選手。そうだからか、いきなり仕掛けてきたりしてました。西村はやはり時間の使い方はうまいっすね。ところがね、びっくりしたのは、川田選手の対応力。中盤から後半にかけては、しっかりラウンド制の闘い方になってきましたもん。お互い勝負かけるラウンドもあったりして、個人的にですが、面白かったと思います。ちなみに、西村、その日の深夜、首が動かなくなってましたし、川田選手は鼓膜がやぶれてたようです。厳しい攻めしてましたし、意地の張り合いでしたからね。
メインは、ヒロ斉藤・後藤 対 長井・吉江。
西村と川田選手の試合の後だけに、どうかなあと思ったんですが、四選手の入場シーンですっげぇ歓声だったので、リング上で、ホッとしたっちゅうのが正直な気持ちでした。
一本目、二本目と早い時間で決まったので、ちょっと全体的におおあじな感じになっちゃいましたね。試合の流れがそうなってしまいましたからね。
コメントでもいただいた様に、この日、全体的に、うん、おおあじっぽかったすよね。
今年最初の東京の試合、後楽園ホールの試合、頑張らなければっちゅう気持ちが強すぎてそうなってしまったのかも。一番じっくりレスリングした試合、雁之助君のだったりして。

全試合が終わったのって、何と、九時四十分…これまでの無我の中で最長よ。
三時間十分の興行…興行的には、ちと長いなと。お客さんの立場としても、しんどかったんじゃないかなと。で、実は、こうゆう時間になってしまったっちゅう事もあって、記念撮影は今回ちとやむとこか、になったんです。こっちサイドの勝手な都合で、ごめんなさい。無我の選手だけででも出来たらよかったんですが…やってたら十時になってたりして。
最後、長井選手のアピールに川田君、応えてくれてうれしかったすねえ。早速、川田サイドスタッフと交渉しまして、はいな、次期シリーズ、二月二十五日の大阪ABCホールで、長井 対 川田、一騎打ち決定っす。試合形式は川田選手の希望通りでいいかなと。川田選手がラウンド制と言うならラウンド制で。通常ルールと言うなら通常ルールで。長井選手の川田選手超えに期待っす。
後楽園ホールに来て下さった皆さんありがとうございました。

ここで気付きました。今日、飯、食ってないや…そんな一日だったんです。