「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんと麻研究家の中山康直さんの講演会を聞きに行って来ました


木村さんは無農薬でリンゴの栽培に成功された方だというのは知っていましたが、見るのも聞くのも初めてでした。

なぜ今頃になって興味を持ったかと言えば、UFOで拉致されたことがあると聞いたからだったかもしれません

自然農を学んだことのある友人と話していてふと木村さんの話になり、講演会に一度行ってみたいねと探してみたら、この岩手の講演会を見つけたのでした。


中山さんのことも聞いたことがある程度で、お二方ともほぼ初体験。




感想は。





木村さん、すご過ぎですビックリマーク
ただもう感動しました。
そこにいる「人」に、その存在に、こんなに感動したのは初めてかもしれないと思うほど、ただただ感動しました。


今日してくださったお話にキュウリのツルの話とアイヌの人々のお話がありました。


まず、キュウリのツルのお話。
(もしかするとご存知の方がたくさんいらっしゃるかもしれませんが)

キュウリを育てているある農家さんに、ある時、「キュウリには好きな人と嫌いな人がいる。好きな人にはツルを巻きつけるが嫌いな人には巻きつかない」という話をされたそうです。

するとその農家さんは、自分が育てているのだから当然キュウリは自分を好きだし巻きつくに決まっている!と試したところ、なんとツルは巻きつかなかったのです。

そこで木村さんはその農家さんの奥さまにも試すようおっしゃり、奥さまが試してみるとキュウリはツルを奥さまに巻きつけたのだそうです。

理由がわからずにいた農家さんに、木村さんはこう言いました。


「あなたにとってのキュウリは、商品になるまっすぐに伸びたキュウリだけ、曲がったキュウリはポイッと捨ててしまいますよね。

それに反して奥さまは、あなたがキュウリを捨てた後、かわいそうだからとそのキュウリを拾って歩かれていたのです。

キュウリはそれを全部見ていたのですよ。」


それを聞いた農家さんは怒り心頭、ハウス一棟分のキュウリをすべて根っこから引き抜いてしまわれたそうです。


そして3年後のある日、その農家さんが一枚の写真を持って木村さんを訪れました。

その写真には、キュウリのツルが巻きついた武骨な指が写っていたそうです。
そうです、それはその農家さん本人の指でした。

農家さんは、ついにキュウリが自分にも巻きついてくれるようになったとうれしそうに報告してくださったそうです。



泣きましたしょぼん
もうこのキュウリの話が始まったところから、なんだかもう、なにもかもが愛しい気持ちになって涙が止まりませんでした。

木村さんの穏やかで腰の低い、それでいて天然なお人柄のせいでしょうか。



そしてアイヌの人々のお話。


木村さんが何年もリンゴで苦労されていた頃、ついにお金がなくなって、生活のために出稼ぎに行かれた時のお話です。

行った先は北海道。
木を切り出すお仕事だったそうです。

とても過酷な作業で、木村さん以外は全員アイヌの方だったそうです。

アイヌの人々はみな一升か二升のお酒を背負って来ていたそうで、木村さんは「厳しい仕事だからお酒でも飲みながらでないとやってられないのかな」と思っておられたそうです。

ところが仕事から戻って来る時酒臭い人は誰もおらず不思議に思っていました。

ある時、切り出す木にチェーンソーを当てようとした時のこと。
あるアイヌの方が言いました。

「お前は木の音を聞いたことがあるか」

ないと答えるとチェーンソーを置いて聞いてみろと言われたそうです。

そこで木村さんは木の幹に耳を当ててみましたが何も聞こえませんでした。

何も聞こえないと答えると、
「次はチェーンソーを持って聞いてみろ」と言われたのでその通りにしてみたところ、今度は幹の中を流れる水の音が少し聞こえて来ました。

次は一旦切り込みを入れてからもう一度聞くよう言われたのでその通りにすると、さっきよりも水の流れる音が大きくゴォーゴォーと聞こえました。


そしてついに木を切り倒そうとした時、

「おい、お前はお前よりも長く、100年以上もここで生きてきた木を、酒の一杯も飲ませずに切ろうというのか。お前はリンゴの栽培がうまくいかず生活のために出稼ぎに来たそうだな。木を敬う気持ちもない奴にできるはずもない。」
(記憶で書いていますので若干の相違はご容赦ください)

木村さんはこの時初めて、アイヌの人々が何のためにお酒を背負って来たのか、自分に足りないものが何だったのか気づいたと言います。



キュウリのツルの話もアイヌの人々と木の話も、当然知っていたはずなのに忘れていたことのような気がします。

この感じってなんだろう?

キュウリも人間も同じってこと?

みんなつながっていて「一つ」だから?

でも「ワンネス」とはなんか違う…




  …




「親愛」




ふとこの言葉が浮かびました。
木村さんを思い浮かべる時、しっくり来る。

上から目線ではなくて、すべてと目線が同じ感じ。

「慈愛」じゃなくて「親愛」。





  …


そして、「尊敬」






「親愛」と「尊敬」







そう思ったら、京都のぐりさんの「宇宙にモテモテ~笑」ワークを思い出しました。


この感じって、「宇宙にモテモテ~笑」ワークの「空気からももてている、太陽からも もてている、床からも壁からももてている、いつも使っている身の回りにあるすべてからもてている、だからそれがいまそこにあり、自分もまたここにいられる 」って感じに似てる!って思いました
(私の勝手な思いです)


思い切って岩手まで行って本当によかった



当初のお目当、UFO話ももちろん楽しかったのですが、今日はここまで~



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帰りの岩手飯岡駅で。
うっすら虹が出ているのが見えるでしょうか?