久しぶりにポール・スミザーさんをNHKの「プロフェッショナル」で見ました。
印象的だったのは、彼の代表作と言われた庭園が、開業10年にして経営不振で閉園に追い込まれたことに対する彼の言葉。
「今あそこに住んでいる生き物はどうなるのかなって一番最初に考えていた。
自分が設計したものがなくなるのはどうでもいいのよね。
行き場がなくなっちゃう。
みんなの声なんかないじゃない、結局。
こういう自然は大事だよってことをやっぱり頑張らなくちゃいけない。」
街の中心部にありながら1,500種類もの植物が育つ理想の庭。
そんな庭が人間の都合であっという間に、跡形もなく消滅してしまう。
庭造りに臨む姿勢を問い直す出来事だったそうです。
日本人が見向きもしなかった植物たちに光を当て、植物を守り増やす活動に一人でも多くの人を巻き込んでいく。
自分がいなくなった後もつながっていくように。
居場所がなくなってしまわないように。
跡形もなくなってしまわないように。
スミザーさん、すごく男前でした

