みなさま、明けましておめでとうございます。

正月早々、我が零細ブログにご訪問いただきありがとうございます。

今年もぼちぼちがんばります。

 

で、そんな地味地味ブログは、昨日はなぜか訪問者多数。

どうしたことかとびびっていたのですが、

そっか、朝からNHKでドラマ「ひとりでしにたい」の一挙再放送があったからなのね。

 

すごいなあ、「ひとしに」人気、そしてテレビの力。

 

私も昨日は半分ぐらいまで観ました。

そのあとめずらしく出かけたので。

 

いやあ、やっぱり面白いね。

ドラマはもう終わっちゃったけど、原作はまだまだ元気に連載中です。

 

そんなわけで今回は最新11巻の感想です。

あ、思いきりネタバレしますので。

 

今さら説明するのもナンですが、終活まんがです。

 

35歳(ドラマでは39歳)未婚のヒロイン、鳴海が

よい死にかた、その前によい生きかたを求めてさまよう(?)

ヒューマンコメディでございます。

 

ついでにいうと、ドラマではだいたい6巻分あたりまで。

 

11巻では元カレ、ケンちゃんのもめにもめた夫婦関係もそれなりに一件落着かな?

という感じ。

 

鳴海はこの件に関しては完全に巻き込まれたというか、

傍観者になるしかない。

 

ケンちゃんは、こじれにこじれた妻との関係をもう一度やり直す方向に進める。

 

妻に自分の考え、方向性を伝えたあと、

「もう寝よう そして普通に起きよう」と言う。

 

これからも夫婦関係がぐらつくこともあるかもしれないが、

それでも二人でやっていこうという気持ちがある。

 

これは2~3巻もあった鳴海の母、ダンシングマサコの離婚問題に似ている。

ドラマ化された部分なのだが、

雅子が離婚したい理由は、夫や子どもたちの無理解ではなかった。

 

真の理由について鳴海とラップバトルでやりあうが、

(こんな説明では何が何だかわからないと思うが、まあそれはさておき)

最後の最後はほとんど、うやむや。

 

鳴海に言わせれば

「全員で腹割って大団円とか幻想だわ!

(略)『ぬるい家族』を続けるという意思表示ととっていいのか」(3巻)

 

世間では、世間ではそれを愛と呼ぶんだぜ。(なんかのパクリ)

 

違う人間どうしが一緒に生きていくことのややこしさと、

なんというか美しさを見せられたような。

 

そして鳴海は、同僚でもあり、

最新の元カレ?である那須田くんとの関係も一コマ進める、という感じになる。

 

つまりまあ、友だちとしてやっていこうよ、というわけである。

 

お互いに自立し、それぞれの人生を楽しみつつ、

必要なときには同じ方向を歩もう、ということだ。

 

なら始めからそうせんか~い、という話ではない。

鳴海も那須田も、それから読者もこの答えに納得するまで、

これまでの長い道のりが必要だったのだ。

 

といっても鳴海のほうは、

もし二人の間でアレがナニしてしまったら、

自分のほうが負担が大きい、という気持ちもある。

 

ああ、人間関係は大変だ。

 

そして物語は、遺産相続という、最も生々しいテーマになっていく…。

待て、次巻!!

(鳴海の両親は健在です)