バランス思考法

バランスのよい発想法とは 
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バランス思考法

 人生を生きてゆく上で誰もが直面するものに苦難や挫折があります。

確かに生きてゆくことは辛く悲しく無常で空虚にも感じられます。
ただ忘れてならないのは、人生についてどう考えるかが問われるということです。
人間の意識は考えた通りに人生を構築しますから、人生は苦難と苦渋に満ちているとだけ考えればそうなってきます。
しかし、人生はそんな負のことばかりなのかと言えばそうでもありません。
苦難や挫折や負の体験が次なる成功や進化や正の現象を引き寄せるからです。
バランスのとれた思考法を身に着けましょう。

◆人生の意義
 人間の生命と転生の意義は、こうした過酷な現実と対峙して経験や知識を積んで賢くなり自分を一層磨き完成させるところにあります。
 人間の意識は正負で構成されておりますから決して人生は苦難と挫折の連続であると断定はできません。
確かに人生の負はあっても同じぐらいの喜びや感動・快もあると言えます。
要は人生というものの意識のバランスをとることです。
わざわざ進んで苦労をする必要はありませんが、若いころの苦労は買ってでもしろなどと言います。
それぐらい、失敗や挫折が人生の糧となるものであることに気づきましょう。

◆現界空間の約束事
 この物質界においては、正負同等の価値があり相互の認識に基づいて一つの観念が成立します。
愛と言ってもハートで愛している反面に非情で無関心な認識が裏面にあるから愛が生きてくるのです。
しかも愛ばかりでなく人間の精神を構成している数多の領域すべてにいえることです。
平和をいくら唱えても純然たる平和や調和は蛮性もあっての平和と言えます。
いずれ、地球人類が霊的な高みに上り詰めたとしても、創造の真理からすればその上の平和・調和の理念が存在するのです。

◆バランスの思考法
 人間として生きてゆくことは、誰もが自分の置かれた立場に立って、この正負の両輪のバランスを考慮しつつ世間を渡って行くことです。
 バランスの思考法とは、人の話を聞くときも出来るだけ我を入れないで同意や否定を傍らに置くことです。
行動に移す時も愛ある行為か中庸の思考から発している決断と行動かを瞬時に判断します。
虚ろな会話、意味のない雑念を退けて正しい想念と言葉を発しましょう。
日々の人間としての活動が何を目指しているか、自分は何を考え何をしようとしてきたかに意識を集中させます。何が達成できたかではありません。
すると、深層意識の霊的領域からのシグナルが明確に伝わるようになってきます。
今生の使命や目標や力点は、各々に微妙に違うのです。まさにウニのようです。
悟りの境地と言いますが、人間の置かれた境地は日々瞬々に変化しています。
人間各自で座標点に違いがあります。各自に使命や役割があるのです。
ウニの一本のとげが自分であり、その他のとげは自分の分身たちです。彼らからの学びの学習や知識は情報としてセンター(核)に持ち込まれいずれ叡智となる役割を担っています。
ですから、悟りがある日突然に閃いたり奇跡が起こって考えたこともない才能に目覚め、人格が急に高尚になるなどと言うことはないのです。
身の回りで起こるいろいろな事象現象も、出来るだけ自我を入れずに客観的観察を心がけます。
それは、バランスの取れた思考法と言えます。

◆心を糺(ただ)してゆく勇気
 人の心を分析すると、人間特有の煩悩というものがあります。
人は当然自己満足するためにはこれらの心の悪癖や性癖を取り除こうともがきます。
しかし、通常はそうした心や本能・煩悩に打ち勝つことは稀です。
というよりも正を通そうとすればいずれ負が現れてきます。
ですから人間は弱いものであることを認識しましょう。湖沼の葦のように一見弱々しくみえても創造によって生かされており実は強靭さも兼ね備えています。
創造のシステムの元ではバランス・平衡が次なる進化をもたらします。
誰もが一層の完成と調和を目指して今という苦難の現実を必要に駆られて体験し生きることになります。
 人間は超然とした創造からの霊体を付与されています。
人間が心を律し、愛ある言動を実践し自他の一体感や叡智に目覚めるとき、悲しさも苦労も消え去るときが訪れます。
一つの気づきは大きな悟りや境地を開きます。
苦悩や悩みに囚われず、正負の平衡からプラスに転換する知恵を持ちましょう。
負を感じた時は、正の部分も同様に分析します。生を感じても、その反面負も存在することも承認しましょう。

◆一拍置いて語らう
 言葉を口にする時でも、行動に移す時でも、外部の事象から感想を持つものまで必ず正負の論理にあてはめてできるだけ真理に近いものを意識的に発言すべきだと考えます。
意味もなくしゃべろうとしていないか。
A. これを口外すればどういう影響があるか。意味のない噂話にならないか。
B. 今から喋ろうとしている言葉は愛に根差しているか。調和がとれているか。
こうした小さな自分のへの躾は、人生を決定的に変化させてゆきます。
無駄な口をきかなくなってきます。沈黙は金なのです。

 生きることは辛くしんどくとも、その分楽しく豊かで感動できる人生も存在することを日々体感して生きてまいりましょう。
バランスの良い思考法を探ってみましょう。そこから幸福の道が開けてきます。
本日も読んでいただき有難うございました。


☆今日も一日お疲れさまでした。
☆人生を生きてゆく上で誰もが直面するものに失敗や苦難や挫折があります。
しかし、人生は負と同様に正の現象も伴います。
☆苦難や挫折や失敗という負の体験が次なる成功や進歩や達成の糧となり幸運を引き寄せるのです。
敢えて苦労はせずともいいのですが、直面する失敗や挫折を智慧を活かして乗り越えてまいりましょう。
普段、心や感情の世界のバランスを意識している人は少ないかもしれません。
それは、心や感情が隠された状態ですと外部の人に見られないと思うからかもしれません。
ただ、見られないようでいて心や感情は、オーラに現れます。
電話などで初対面でも人の気はある程度読めるものです。実際に多くの人はオーラ・波動や雰囲気や感覚的に相手の人格を感じ取り内面を読みます。
どなたも自分の発する言葉や想念・意識が脳内と胸のチャクラでどのように処理されているか興味があると思います。
人の発する想念は、言葉でも想いのイメージでも一旦顕在意識の物質的領域で振るいにかけられます。そしてその1/4程度が深層意識に運ばれます。
なぜならすべて深層意識に取り込まれると恣意的人間となり意識が混乱を来すからです。
 人間の獲得した知識や体験は言葉であれイメージであれ一旦顕在意識の物質的領域で検閲されます。そのうえで深層意識に運ばれたメッセージは内部で叡智の素となり蓄積されます。
潜在意識として過去世から蓄積してきた膨大な情報が個人の人格や性格を形成します。
悟りも同様に小さな気づきが集積して叡智の一部から情報が得られます。
つまり、突然に別の人格になったり高尚な悟りの境地は突然にやってくるものではないということです。
本来我が霊に内在していないものは、どうあがいても出てきませんし、考えもしません。
高度な霊的言語を使ったテレパシー交信も、当人の前提となる知識や叡智がない場合は言葉にならないわけです。
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