先日、ふとしたことから、、
自宅に保管していた古いPCの筐体を流用しようと思い立った。。。
それは、…
これだ、
かつて、IBMがパーソナルコンピュータ事業を展開していたときのシリーズモデル
Aptivaだ。
周知のとおり、現在、IBMのパーソナルコンピュータ事業部は、Lenovoになっているが、
IBMのロゴは、未だ健在…と、言えるだろう
この筐体は、知人から譲り受け、かなり長い間、我が家で眠り続けていたものだ。
この筐体を利用して、そこそこ使えるものとして、流用しようと…
思い立ったわけだ。
が、
この筐体は、以下のような構造となっている…
ご理解いただけるだろうか、…M/Bの丁度、CPUの真上に電源が覆いかぶさるような構造なのだ。
筐体全体の体積を小さくするための構造なのであろうが、
この構造は、いまどきのCPUには、ちょっと…
(写真は、換装前のもの)
…その、理由は、上の写真を見ていただければたしかであるが、
今時のCPUは、TDPが大きく、プロセッサヒートシンクが大型化しているのだ。
(上の写真は組み込み予定のM/Bのもの)
現状のままでは、お目当ての筐体に組み込めそうにないわけで…
(他に、箱を選定すれば良いのだが、新たに購入するのも…ちょっと…)
ここで、ちょっと話はそれるが、
この写真の筐体…Aptiva/E27、AMD K6/166MHzプロセッサが搭載されたモデルだ。
が、
今回搭載されるプロセッサは、これだ
同じ、AMDでも、Athlon X2 BE2350…、動作クロックも2100MHzで、しかもDual Coreプロセッサ。
(ま、今日では、Core-iシリーズあたりのQuadあたりが、主流なんでしょうがね)
さて、問題は、いかに、このM/Bをこの筐体に埋め込むか…なのだが、…
意外にも、いいものを入手できた。
1Uラック搭載用のヒートシンクとやらで、しかも今回のSocket AM2に対応
…これはありがたい...
…ということで、組み込みが完了した図が上だ。
ただし、この段階では、まだ完成とは言えない...
電源の接続ができないのだ。
M/Bは、ATX24ピン、電源は、ATX20ピン、…しかも、SATAドライブ用の電源コネクタも無い…
(電源は、ATX24ピン用のものも持ち合わせているが、この筐体には、収まらない…)
これで、動作確認ができそうだ…というところで、少々つまづいてしまったわけだ...が、…
便利なもので、未だ、変換アダプタ…というものは売られているようだ。
(写真は、ATX電源 20ピン→24ピンに変換するアダプタ、と、SATA電源変換アダプタ)
…というわけで、一通り、目的の筐体に、今時のM/Bを組み込むことはできたわけ、
ただ、ちょっと難を言えば、
動作時の騒音が、にぎやかかなと…
ただ、電源も少々古いし、1Uラックマウント仕様のCPUヒートシンク…
この頃のように、静音を意識した製品など、考えられないわけで…
このあたりが、妥協点なのかなと…
個人的には、IBM Aptivaの筐体…
非常に気に入っているわけで、…それゆえに、かなりの年月、保管していたわけで...
今回の再生劇?で、この筐体を使えるようになったのは、
ちょっと、うれしいかなと...
思ったりした、今日この頃なのであった...