ノアHV アクスルビームブッシュ交換のご依頼で

追加で車検整備もご依頼されました。

 

まずは、車検整備から始めました。

エンジンのクーラント交換とインバーターのクーラント

の交換のご要望でした。

 

まずは、インバータークーラント交換から始めます。

 

ミッション下側にドレンがついててクーラントが抜けます。
 
抜き終わったら、タンクにクーラントを補充して、
診断機を接続して、インバーターのウォーターポンプを
強制駆動させます。これを3回くらい繰り返します。
クーラントがアッパーレベルから
減らなくなったら終了です。

 

 
エンジンクーラントは、ラジエターのドレンからクーラントを抜きます。

 

クーラントを抜いたらクーラントを補充し、

今度は、車をメンテナンスモードにして

エンジンを強制的に始動させます。

そしてエンジンを暖気してクーラントのエアー抜きを

行います。

 

 

 
後は、24か月点検の内容を行ったのですが。
もう一つHVの特徴なのですが、ブレーキオイルのエアー抜きが
普通のエンジン車と違うので、ご紹介します。
 
トヨタのハイブリットは、ブレーキオイルのエアー抜きは
診断機を使わないと、ちゃんとオイルが抜けないのです。

 

 
診断機を繋いで、ブレーキのアクチュエーターを強制的に
駆動させます。ブレーキを踏み続けるとブレーキオイルが
抜け続けます。なくなるまで
 
エアー抜きが終わったら、アキュムレーター0ダウンという
作業を、診断機で行って、ブレーキオイルの交換は、終了します。

 

 
この車両は、ご紹介した所以外は、特別車検整備で
手がかかる所は、なかったです。
(オイルやワイパーやキーレスの電池などは、交換です)
 
ここからは、アクスルビームブッシュ交換に入ります。
 
亀裂入ってますね。
交換始めます。
マフラー、ABSカプラー、ブレーキホース、ショックアブソーバー、
サイドブレーキワイヤーなどを切り離します。
特殊工具でブッシュを抜き取り、新しいブッシュを圧入します。
新しいブッシュを圧入後です。
アクスルビームを組付けして、1G締め付けを施工。
この作業後にブレーキオイルの交換を行っております。
 
しっかり試運転をして、作業終了。
 
車検のお見積もり時にアクスルビームのお見積もり額で
お悩みのお客様が多いみたいですね。
ご興味ある方は、お問い合わせください。
 
埼玉県狭山市広瀬東3-6-10
㈲武山自動車工業