こんにちは。
毎月の読書振り返り。
7月は、7冊!
1冊目
プロローグに、私の知りたいことが全部書いてあって、
本編に入る前からめちゃくちゃワクワクしました。
ライター業について。
私はWebライターをやっていたことが2年ほどあります。
しかし、書き「続ける」ことができなかったんですよね。
“書く”を“仕事”にすることを分かっていなかった。
この本を読めば、
ライターの本質からライターの仕事の中身まで
全部がわかる。
「書く」以外に何をやっているのかも、わかる。
未経験の人も実際に書く仕事に就いている方も、
学びが多いはず。
「書く」って、徹底的に自分と向き合うことだなぁ。
学んだことを書いて、またそこから新しい発見がある。
楽しみが続いていく。
2冊目
大人女子の体幹ストレッチ/広瀬統一
サブタイトルが「もう二度と太らない体になる」。
魅かれますね~(笑)
ダイエットや健康的な体作りには
体幹を鍛えるのが良いと聞いてはいたけれど、
一体なぜ?がわかりました。
①可動域が広がるので体が動かしやすくなってアクティブになる
②血流がアップして温まり、冷え、むくみ、こりが解消!
③疲れにくい体となり、毎日が快適!自然と太りにくくなる
④リラックス効果があるから、ストレス過食が減ったり、眠りの質も向上!
⑤体の使い方のクセ(偏り)が正され、姿勢がよくなり美ボディラインに
⑥スポーツや趣味の上達につながり、やる気がアップし、楽しく続く
動きやすい体ができあがり、
それに伴い体の悩みが消え、
太りにくく痩せやすい体になる!
と知ってしまったら、
もうやるしかないではないか。
これからも変化を楽しめるように
細々とでも続けてゆきます。
がんばれ自分。
3冊目
お金をかけない集客図鑑/吉澤健仁
何か商売をやっているわけでも、
マーケティングや販促の仕事に
就いているわけでもないのですが、
なぜか目に留まって
めちゃくちゃ気になっていた一冊。
人の購買行動って
知れば知るほど、面白いですね。
第2章の「「商品・サービスの見せ方」は
特に興味深く読みました。
私たちは見せ方だけで
こんなにやられていたとは(笑)
(心の中で「あれはあちらの思うツボだったわ!」
と過去の買い物事情を振り返る(笑))
世の中をいろんな角度から見られる本、
本当に勉強になります。
4冊目
不可能を可能にする 大谷翔平120の思考
今から6年前の2017年。
大谷選手がメジャー挑戦前に出版された本。
10代のうちから、なぜこんなにしなやかに
セルフコントロールができたのだろう。
数々のエピソードを読んで思ったのは、
……親御さんに聞きたい。
どのように子育てされてきましたか(笑)
ところどころに出てくる父・徹さんのことや、
岩手・花巻東の佐々木洋監督の言葉などから、
いかに幼少期~学生時代にかけて関わる
大人の接し方、言葉がけが大切なのかがわかります。
この本は必ず子どもたちとの日頃の関わり方を
省みるきっかけになると思います。
5冊目
漫画 君たちはどう生きるか/原作:吉野源三郎、漫画:羽賀翔一
話題の映画。
宮﨑駿監督が子どもの頃に読んで
感銘を受けた同名小説。
映画の内容とは全くの別物とのことですが、
どんな内容なのかと気になり
漫画版で読んでみることに。
1937年に出版され、今もなお多くの人に
読み継がれている名作とは納得。
主人公である15歳の少年コペルくんと
その叔父とのやりとりの中から、
人間が人間らしく生きるために、
先人たちの教えや自分の経験、
自分の内側に問いかけることで、
“どう生きるか”を深く深く追求します。
読者にも大きな問いを残し、
自分なりの答えを探すことを
訴える言葉が強く心に残りました。
人生の中で躓いたとき、苦しいとき、絶望したとき。
何度も読み返すべき一冊かもしれません。
――いま君は、大きな苦しみを感じている。
なぜそれほど苦しまなければならないのか。
それはね、コペル君、
君が正しい道に向かおうとしているからなんだ。
「死んでしまいたい」と思うほど自分を責めるのは、
君が正しい生き方を強く求めているからだ。
人間ってものの、あるべき姿を信じているからだ。
――きっと君は、自分を取り戻せる。
あらたな一歩を踏み出すことができる。
僕たち人間は、
自分で自分を決定する力をもっているのだから。
6冊目
地平線を追いかけて満員電車を降りてみた/紀里谷和明
悩みを抱える若者と、ある劇場の支配人。
『嫌われる勇気』のような、
2人の対話形式の自己啓発本。
究極の自分探し本、のような一冊。
著者で映画監督の紀里谷氏自身が
自身の経験をもとに書かれたということで、
ひとつひとつの言葉に重みがあります。
「この物語は実話を元に創作したものであり、
すべてが実践によって検証済みである。」
苦しみも喜びも、体感そのままに綴られている印象です。
人によっては、読んで心にグサグサくるかもしれません。
「成功したい」
「自分を好きになれない」
「やりたいことが見つからない」
「仕事がうまくいっていない」
「人生をあきらめかけている」
誰もが一度は持つ悩みの種。
対話によって思考が深まり、
何かしら道が見えてくる。
自問自答では限界があるのかもしれない、
とも気づかされました。
自分の頭の中を整理するにも、人と話すことで
自然と絡まっていたものがほどけていく、
それがこの本で体感できたことです。
7冊目
本日もいとをかし!! 枕草子/著作:小迎裕美子、清少納言、監修:赤間恵都子
最初に清少納言がどんな人物か
特徴が描かれたイラストと説明があるのですが、
それが面白い。
額が出てって縮れ毛だったとか、
そのため容姿にコンプレックスがあるとか、
だからこそ美意識も高いとか、
思ったことを口に出す一言多いタイプで
かなりの毒舌だとか(笑)
そんな女性だったんだ。嫌いじゃない(笑)
「かなり脚色した、『私』の『枕草子』です」とある通り、
めちゃくちゃ愉快にテンポ良く、
コミカルな枕草子。
1000年前の女性も、現代の女性も、
感じることは何一つ変わっていないのだな。
「紫式部」版もあるようなので、ぜひ読んでみたい!
子どもたちが夏休みに入ってからも
スキマ時間を見つけては読書に勤しんでます
毎晩の親子読書時間も
相変わらず大切な時間です。
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