こんにちは。
毎月の読書振り返り。
3月は、8冊!
冊数が多いので、
2記事に分けて記録します
1冊目
Yuming Tribute Stories/小池真理子・桐野夏生・江國香織・綿矢りさ・柚木麻子・川上弘美
松任谷由実さんの楽曲を、
豪華な6人の作家さんたちによって描かれた
トリビュート小説集。
物語はどの作家さんも素敵で哀愁があって。
ユーミンが曲にのせたメッセージから
こんなことを受け取ったのかな、と
想像しながら読み進めました。
各小説を読み終えるごとに
Youtubeでその曲を検索して視聴。
歌詞と重ね合わせて、
見事に世界観を表現していた……と
そこで2度目の感動を味わいました。
昔ユーミンの曲を聴いたときは
「大人な世界だな」と作品を
遠くに感じることが多かったけれど、
その曲をつくったときのユーミンと
同年齢になった今、聴いてみると
“見えてくるもの”“感じるもの”が
あの頃と全然違う……と気づきました。
私も大人になったなぁ(笑)
またユーミンの楽曲を聴き直してみよう。
2冊目
丁寧道 ストレスから自由になれる最高メソッド/武田双雲
自分がごきげんで過ごすための
メソッドがつまってる一冊。
人、モノ、出来事のすべてへ。
とにもかくにも
目の前にあるものへの感謝から。
それ以上もそれ以下もない。
日々の「コツコツ」を大切に。
目安となる指数が「1.01」。
このわずかな「1.01」を
毎日掛け合わせていくと
いずれどうなるのか?
「1.01」を1年間続けると
「1.01」の365乗で約37.783になります。
これに対して、
「0.99」の365乗は約0.025になります。
「コツコツ」を疎かにした人との間には、
1年先、2年先にとんでもない差が生まれているのです。
これにはすごく励まされた!
何かをほんの少しでもいいんだ。
3冊目
婚活で出会った男女。
婚約後のある日、突然彼女が姿を消す。
主人公の2人を取り巻く
人間たちとその価値観。
本当にリアルで、フィクションではなく
すぐそこで起きていそうなストーリーにも感じられて。
初っ端から完全に惹きこまれていました。
今の私は結婚して子どもが2人いる
イチ主婦だけれど、
もし独身の頃にこの作品に出会っていたら、
どんな感想をもち、
そこからどのように歩んでいただろうか。
この本を読み、
架と真実をはじめ登場人物たち
それぞれの言動と向き合うことで、
自分で見えていなかった傲慢さと善良さ、
無意識に抱いていた価値観に気づく人が
たくさんいるんだろうな。。。
例に漏れず、私もその一人。
気持ちよいくらい言語化されていることが、
ありがたくも思えてきました。
4冊目
大好きな益田ミリさん作品。
路地裏でひっそりと営業している
「スナック キズツキ」。
職場や家でイヤなことがあり、
クタクタになった人物たちが
吸い込まれるようにお店にやってきます。
キズツキのママ、
いつも唐突に何か始め
お客さんを巻き込みますが、
自然と最後には心癒されて帰ってゆく。
毎回お客さんとなる人物は
実は全て関係が繋がっていて、
その相関も見ていて楽しいです。
ふらっと街を歩いて
こんな素敵なスナックを見つけられたら
しあわせだな~。
ほっと一息つきたいときに、
手に取りたい一冊です。
原田知世さん主演で
連続ドラマ実写化もされています。
アマプラで見られます!
平日、一人でお昼ご飯を食べるときに
毎日1話ずつ観るのが楽しみになってました^^
【書籍】
【映像】
残り4冊の記録は
次回記事へ続きます~
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