六十の手習い
とはよく言いますが
でも、幾つになっても
何かを習う、何かを始めるってことは恥ずかしいことではなく、寧ろステキなことだと思っています。
そこで
小学生以来
およそ六十年ぶりに
最近始めたものがありまして…。
それは書道です。
書道というより私の場合
お習字といったほうがしっくりきますが…。笑
お手本の『青春』という字を
家で自習してみました。
※「墨」ではなく「水」で練習しました。初心者なのでトメもハネもハライも全く出来ていません。
(;´Д`)
水で書いた青春という字が
みるみる蒸発して薄くなっていって
そしてやがて消え入るであろう様を見ていて思いました。
まさに人生に於ける青春の時期の短さというか、青春の過ぎゆくのが早いのを象徴しているようだ……と。
そして青春の反対語はなんだ?と
改めて考えてみて、青の反対は赤?
いや…赤はないな。では夕暮れの色?
夕暮れの秋?……だから…
夕秋?暮秋?などと勝手に思い浮かべましたが、違いました。(;´Д`)
私は恥ずかしながら今日初めて知りました。
青春の反対語は『白秋』
なるほど……。
すると、私はいままさに白秋を生きていることになる訳だけれど、白秋という字体も音の響きも落ち着いた、老成した、老熟したイメージがあるけれど、私はそれとはとてもほど遠いので、またまた自己肯定感が下がってしまいそうだけれど
でもそんな弱音は吐いてないで
【では、白秋を自分なりにどんなふうに生きていくか】を考えようと思いました。今更ながらですが…。
『白秋』だから、残された時間を考えると、悠長に構えている(時間的)余裕はないかも知れないけれど、それでも『白秋』なりの矜持をもって、じっくり真剣に自分と向き合って考えてみようと思います。
白秋…
そういえば北原白秋は白秋だった。
白鳥はかなしからずや
空の青 海のあをにも
そまずただよう
《加筆修正》↑
飛んだ勘違いでした。
『白鳥はかなしからずや…』
の歌人は、白秋ではなく
若山牧水でした。
すみませんでした。(;´Д`)
-coito-