「どうしてもというほどでもないけど紹介しておきたいゲームシリーズ」
今回はナムコのファイナルラップ・ファイナルラップ2です。
1987年。2は1990年。レースゲームです。
F-1がモチーフとなっています。この頃のレースゲームはフォーミュラカーのものがほとんどです。
ナムコにおいては「ポールポジション」という同じようなタイプのゲームがすでにありましたが、通信機能という大きな仕組みを武器にしての登場となりました。
複数のプレイヤーが同じコース上に存在して競って走る、という今ではよくある仕組みもここで初めて使われました。
さらに、順位が下位のプレイヤーの車の性能が上がる、というこれまた今ではよくある仕掛けもここで取り入れられています。
これによってある程度勝負が接戦になるようになっていて、普段あまりゲームをしない層にも戦える環境を提供できることで、プレイヤーの幅が広がる結果となりました。
続編にあたるファイナルラップ2ではコースも選べるようになりました。
よく皆で晩飯を食った後に多人数プレイしたのを覚えています。
ハンドルが軽くてクルクル回るので、車の挙動が何となくふわふわしたような何とも言えない感覚だったのも印象深いですね。