復職を決めた時、初めは必ず月命日には休みを取ろうと思っていた。


何故だか休みが重なり、わざわざ有給を申請せずに過ごせていた。


いつも何ヶ月も先のカレンダーを確認していた。


いざ、平日と重なった時、休めなかった。

それは、自分の心の問題。

いつでも休める。


復職後も辛ければとにかく休んで、無理をしないでと配慮してもらっていた。

いつでも休むつもりでいた。


静かに過ごしたい想いもあったが、

決まった日に必ず休む事。しかも知られている中で、お互い辛いと思った。

だから、平日が月命日の時はその前後の週末にあの子のお墓に。


祥月命日だけは、まだ、仕事は出来ない状況になるので、休むしかないと思っている。


先週末は来週行こうと思っていた。

今朝、線香をあげた時に午前中にお墓に行く?と夫に言われ、はっとした。

忘れていた。


いつもは前日から花を用意し、朝一から準備万端にしていたのに。

昨日も休みだったのに、買い物にも行ったのに。


もう、特別ではなくなったのか、と思った。


最近はお墓でも泣く事はなかった。


以前は、どこにいるのかな?と

夫と話しながら、号泣していた。

いつからか静かに悲しみを飲み込む感じであの子に話しかけて帰る。


忘れていたくせに、今日は我慢できなかった。

帰りがけに涙が止まらず、嗚咽した。

何故だかわからない。

悲しくて切なくて。苦しくて。


久々に泣き疲れるを体験した。

あの子も想い出してくれていたから。と

又都合の良い言い聞かせを自分にした。