![誕生日ケーキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/286.png)
『乾杯してねー』と言った通り
最初の一杯から「お誕生日おめでとう」の乾杯で、3時間の飲み放題がスタートした
うわばみママさんの仕切りなので、日時が決まれば後は丸投げ
お任せで「コース」が予約されていた
これが正解
今までは、コロナだったからなのか?
いつでも入れたのに、昨日に限って
(金曜日だったから?)宴会(予約)だらけ
もしも予約していなかったら、待たされたか、お断りだったか
とりあえず無事にスタートしたし、
子どもの話になれば、これまた偶然にも全員私立高校に行ってる
(1人留学はいるが)
お久しぶりの近況を聞けば、私立でも内緒でバイトをしていたらしい
家の近くなら学校にはばれにくい
親としても私立に行かせているだけに、「小遣いくらい稼いでこい」という気持ちもあり、反対もしなかった
ところが、2人とも運動系の部活に入っている為に、試合が入ればバイトは休み、勝ち進めば休みは続く
![魂](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/677.png)
その繰り返しで、バイトは辞めたとか
働きたくても働けない理由は様々だなぁと無職シングルは思う
主に「あの子はどこの高校へ行った?」の近況に、すっかり顔が浮かばない
いたっけ?状態も、幼稚園が遠く
小学校は(その幼稚園から)たった1人だった息子
中学校で再会した子もいるが、それは親が名前を覚えていたから教えられただけで、子ども同士はすっかり忘れている
まして中学時代はコロナ禍
ほぼ9年間疎遠
こうなると親でも忘れてしまう
お酒が進むにつれ、
子ども達の話から、その親の近況に変わる
卒園してすぐくらいに、私と同い年のママさんが亡くなった
みんなお葬式に行ったので、あれからそこの子ども達はどうしたろうね?の話
そこから「○○くんのお母さんが亡くなったのを知ってる?」とか
「△△くんのお父さんが亡くなったんだって」とか
みんな病気で亡くなっているが、
夫のように突然亡くなった人もいれば、闘病していて「覚悟しなきゃ」と言っていたママさんもいたとか
聞いて驚くような話が出る出る
コロナ禍前の話
たった(学年)3クラスの幼稚園で
こんなに保護者が亡くなってるなんて
『うちだけじゃないんだ』と思いながらも、これは多いのか?平均的なのか?
よく分からない
夫がいる頃、よく遊びに行ったゲームセンターで、行く度に、ばったりスロットコーナーで会う(幼稚園)ママさんがいた
女の子しかいないママさんなので、あまり接点がないはずなのに、なぜだがよく話が合って、顔を会わせるとどこででも立ち話していた
それに加えてスロット好き?なのと飾らない性格で夫ともよく話していた
そんな大柄で頼れるママさんが、今では車椅子生活だとか
距離的に遠いのと、コロナ禍と、夫がいなくなった引きこもり生活で、すっかり噂すら入らなくなっていたから、今更ながら聞いて驚く話ばかり
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
盛り上がっていると、
「支払いの件でちょっと」と
「幹事さんに来てもらいたい」と店員さんが呼びに来た
変なの?とは思ったが、うわばみ幹事さんに一任してあるので誰も気にしない
そうこうしているうちに、ケーキが運ばれて来た
サプラ~イズ
『乾杯してねー』と言ったが、
まさかケーキが出てくるとは
ハッピーバースデーと歌ってもらい
ろうそくを消す
すっかり忘れていた、仏壇のじゃない
色のついた蝋燭、あったよね~
夫がいた頃には当たり前にあった物も、今ではすっかり、ましてや自分の事なんて忘れ去っていた
なんか生き返った気分
楽しい一時も、飲み放題終了で、
『「そんな時間?」』と気付いても
話は尽きない
横に置いてあった「スマホが鳴ってるよ」と教えてもらう
(横にあるのに気付かないのもどうかと思うが)
息子から電話
どうしたのかと出てみると
「今日中に帰って来る?」と珍しい事を言う
時間を見れば、23時50分
『うん、あと10分では帰れない』
『無理だね』と言う
「▪▪▪じゃ、楽しんで」と電話を切られた
だらけ
まあ、仕事帰りのママ友さんが、眠たそうなので、この電話の後でお開きになったが、会計が終わった時には日付が変わっていた
帰れば、まだ起きていた息子がくっついて来る
なんだろう?と思っていると、
冷蔵庫から甘いものを出し、
「日付が変わっちゃったから」と言いながら渡してくれた
夜ご飯を買いに行った時に一緒に買ったコンビニスイーツ
でも忘れてなかったのね
お腹いっぱいで、流石に夜中の1時には食べられなかったので、息子に見つからないように冷蔵庫に戻す
夫が亡くなって5回目の誕生日にしてやっと、楽しい誕生日だと思えた
明日は亡き夫の誕生日
「(今日もまだ)同い年~」と言われても
『明日にはまた年下になります』と言い返していた7月6日
それが無くなり、あれから悲しいばっかりの6日だったのに、今日は穏やかだ
夫コーナーではプレゼントに貰った小さな花束が咲いている
いくつになっても誕生日を祝われるのは嬉しいもんだと5年経ってわかった
とりあえず今日は泣いていない