4月から仕事と言えるほどの物では無いが、社会復帰の第一歩として某団体の組合、近所の支部の副会計に就任した


とにかくこの業界が初なので、飛び交う言葉(単語)が未知との遭遇ガーン


丸飲みで覚え、流れを掴む


幸いにも現金を扱う注意点だけは教えられなくても何とかなるし、そこだけは安心してもらえる照れ


ただ、それ以外の仕事は、(正)会計さんの後を正しく【憑いて】くだけ笑い泣き



その憑いてく笑い泣き仕事が多く

(4月だからもある)

時間もまちまちなので、正確に『何時から何時まで、何時に帰る』と言えない


自分的には空いている日に自分の用事を入れているので、そんなに忙しくはない

(組合だし近所の支部仕事なので、毎日ではないし、基本は夜)



息子もなぜか2年生になってから6時間授業だけに「減った」ので、

(てっきり7時間授業日が増えると思ってたびっくり


塾を増やし時間も少しだけ遅くなった


だから親子だけの生活なら時間には余裕があるはずなのに


毎日「お昼ごはん」と「夜ご飯」の予定を義父に伝えている


いっそカレンダーに書き込みたいところだが、義父のカレンダーには病院の予定が義父の、(でっかい笑い泣き)字で書いてあるので余白が無い


小さな字で書いたとしても見えないだろう


だからって先々の予定を言っても、覚えているどころか「今日」「明日」と勘違いして、とんでもない事が起きるキョロキョロ


結果、毎日前日の夜、または当日の朝に伝えることにしている


この日も前日の夜に言ったし、

たまたま朝にも会えたので、

『今日は(朝から出るから)お昼ごはんはいらない』と言ったのに


今日こそ会計としてメインの重要な仕事なので、その後正会計さんとランチをする約束をしていたから(どっちがメインやら笑い泣き


仕事が終わってからランチと買い物をして正会計さんに便乗してタクシーで帰宅するという、お気楽嫁の延長で楽しく過ごして帰ると、義父は出掛けていた


声を掛けに(義父宅リビング)入ったので、テーブルの上に息子用のジュースとお菓子が置いてあったから、それだけ持って上に戻った

義父が帰ってきたのは鍵の音で分かったけれど、用事も無いし


歩き回って疲れたので動かなかった


下から義父が呼ぶ


テーブルの上にあった物が無くなっていたから、上にいる(帰って来た)のが分かったのだろう


「ご飯持って行かなかったのか」と下から叫ばれた


(えーーーいらないって言ったのに)

『買ってあったの』


仕方なく下に行き

『今日は要らなかったんだけど』と言えば


「そうだったっけ」


いやだから最初からいらないって言っといたんだけど…と小さく呟く


文句を言うつもりは無いので、ありがたく持って上に行く



高齢なんだから買い物だって本当なら行かせたくない


でも義父の楽しみ?が、夜ご飯のメニューを考えながら買い物をすること


自分の好きな物を(文句を言われずに)買えること


そして何より【ボケ防止】にやらせているので、取り上げてしまったら、

その結果、買い物すら行けなくなったら


お気楽嫁ではいられない魂


なので現状維持笑い泣き


しかし前日に言っても忘れるようなら、当日の朝にも言わなきゃダメかと、

高校時代の友達に会う日は、朝にも

(わざわざ用事もないのに)行って

『今日のお昼ごはんはいらないよ』と言うと


「分かっている」と


いや、分かってくれているならいいのよ


なんだかなぁと思いながら出かけた



そんな義父は孫(義妹の所の次男)から貰った自転車用ヘルメット


希望していた【スイカ柄スイカ】を被り

今日も買い物に出ている


出川哲朗の充電バイクの番組が好きで、スイカ柄のヘルメットを欲しがっていたので、甥っ子が取り寄せたらしい


あの身体でスイカ柄ヘルメット


『出川哲朗と間違えられないようにね』と自転車で追い越して行った義父に声をかけた


義父はスイカ柄のヘルメットの他に

(市販のスイカ柄は番組と違う)


前の町会の「防災訓練」で貰った黄色い(昔ながらの工事現場で見かける)ヘルメットと

(ご丁寧に養生テープを貼り名前を書いてある)


流線型のオシャレなヘルメットを、

「暗くなると目立たないから」とよりによって銀色のキッチンテープを張り巡らせたヘルメット


「どれでも被っていいよ」と言われても

「塾に行く時は被った方が良い」と勧められても


息子とから笑いしながら返事はしなかった


義父のセンスは嫁に来た時から理解出来ないタラー