今日
Amazonから本が届いた



昔々のお話し
それは
どこで
どのようにして知ったのだろう?
もう記憶にないこの本を

わたしは何度も読んだ
たぶん何度も・・・

高校の図書室?
本屋の棚の中から?

棟方志功の表紙の
この本を
選び出して読んだのだ

ひきよせられる様に・・・

私の愛したこの詩を
優しいあなたにささげよう

【海のオルゴール】を



写真は【海のオルゴール】新装版(竹内てるよ)と【掌の小説】(川端康成)
カーネルの日記


【海のオルゴール】竹内てるよ


(一)
とおい昔に 私は
オルゴールを海に沈めました
ふたの内側に 蘭の花を入れて

オルゴールは 海の底で
その鍵はさび ふたを永久に開かず
波にかしがっているのでしょう

私はその曲を忘れてはおりません
いつ どなたがおたずねになっても

そうです 月の美しい夜
ひそかに その曲は 鳴るからです

小さい魚たちはそのまわりをとりまき
海草が たわむれにからだをよせ合い
蘭の花は 枯れずに 香り
そして こよなき私の曲はうたいます

強く かみ割った果実の種のように
ほのかに 忘れようとする遠い戦慄
月の美しい夜
私のオルゴールは 鳴るのです

くりかえし 更に 新しく――

とおい昔に 私は
オルゴールを 海に沈めました
ふたの内側に 蘭の花を入れて





(二)

ある日あるときある人が
海へオルゴールをすてました
いくとせもいくとせも
オルゴールは海の底にいました

あるとき子供の人魚がおいたにふたをあけました
シャンペンいろの月のある
うたのきこえる海の底
ききなれぬ人の世のうたをきいて
人魚は女になりました

冷たく白い乳房に 玉藻はからむ
人魚は人を恋いながら
その苦しみに舞いながら
どうしてもふたを
とじることが出来ないのです

波よお前 オルゴールのふたをとじよ
このままでは このままでは
人魚は恋に死ぬでしょう




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後の話しになりますが

竹内てるよの【頬】という詩を
美智子妃が朗読され
話題となり
この本が新装版として発行された
2002年11月1日のこと

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【掌の小説】(川端康成)

さて・・・
素敵なブロガーさんから
勧められたこの本を
読もうとしよう

答えを見つけるためにね^^



あぁ・・・

私の尊敬する
100歳になる国語の橋本先生(灘校伝説の教師)は
ただ読んだだけでは読書とは言えないと言うのです・・・

橋本先生の国語勉強の七つのポイント
「読む」「書く」「話す」「聞く」に加えて
「見る」「味わう」「集める」だそうな

詳しくは【〈銀の匙〉の国語授業】をどうぞ

先生~難し~です~

でも頑張ります

私が先生の年になるまでは・・・

後50年ほどありますからね^^