奥さまの言動を、
人伝に聞く度に、
認知症が進行していると感じる。

でも、
ボスの言動を見聞してると、
脳出血で倒れる前の状態に戻ることを期待してるのがわかる。


無理だ。


Mさんだけは、
「現状で次の生活を考えよう」と言ってくれるが、
他の人はすべて、
ボスの「治らないと」に、
「そうですね」「そうですよ」と迎合してる。
それも優しさからなんだろうけど…

推測だけど、
医者もMさんと同じことを言ってるはずだ。

一番信用してるはずのMさんの言葉が届いてないのは、
本気で「治る」と信じているからか。
信じたいからか。


だけど、
このままじゃ、
ボスも奥さまも不幸だ。

認知症第二ステージ。
それに合わせたプランを練るべきだ。

でもって、
それを面と向かって言えるのは、
医者とMさんしかいない。

Mさんも大変な時期だが、
何とか頑張って、
ボスを説得して欲しい。


Mさん以外の人との会話を聞いてると、
悲しくなってくる。

ボス、
そりゃ無理です、
と。