中年になって、
喧嘩売られる場面なんて、
とんと無くなってたけど、
ホント、
久しぶりに喧嘩売られた。


発端は井の頭線に乗ろうとした時。


開いたドアの真ん中に、
立ったままの若造がいたから、
押し退けて奥に進んだら、
肩を掴まれた。


若造の言い分は、
『ぶつかって謝らないのがけしからん』だそうだ。


喧嘩売りたくて仕方がないらしい。

金を要求された。

最近の若いのは、
電車の中でもたかるのね。


鼻で笑ったら、
『俺の後ろには住吉組がいるんだぞ』と言い放った。


あらら。
こんなとこで、
看板だしちゃいかんだろうに。


だから、
耳元で、
『看板出すってのは覚悟の上か?』と囁いた。
続けて、
『杯貰ってないガキが看板出す意味わかってんのか』と。


『ちょっと事務所までつら貸せ』と言ったら、
泣きそうな顔になって、
謝り出した。


実際、
若頭くらいの知り合いはいるけど、
こんな事で事務所なんか行かねって。

お灸が効きすぎた。


若いのは何考えてんのか、
良くわかんない。