電車の中。 電車

そんなに混んでる訳じゃない。


座ってる私の前に立っているのは、サラリーマンとOL。

話している内容から察すると、

リーマンがOLに好意を寄せてるよう。ドキドキ


話に夢中になりながら、

リーマンが傘を持ち直した。かさ



傘の先が置かれたのは、

私の靴の上。 ショック!



軽く置かれてるだけだから、

ま、いいかと思った瞬間、

電車が揺れた。




あうち あせる




リーマンの野郎、吊革持ってなかったから、

体重が傘に。 叫び


「痛っ」と声を出したのに、

リーマン、気付かず。

そのままOLに話しかけてる。


気付いたのはOLの方。

注意されたリーマン、

「あ?あぁ…」と言って傘を避けただけ。

謝りもしない。




スイッチON ビックリマーク爆弾



プンプン「あんた、今、体重を傘に掛けたよな?」

かさ『は?』

プンプン「その傘が俺の靴の上にあったのは認識してたよな?」

かさ『はぁ』

プンプン「どれだけ痛かったか、わかってるのか?」

かさ『はぁ』

プンプン「姉ちゃんに夢中で謝る事もできんか?」

かさ『何なんだ、あんたは?』

プンプン「それはこっちの台詞だ」

かさ『何なんですか』

プンプン「謝る気が無いなら、傷害にするけど?」

かさ『何、難癖付けてるんですか』

プンプン「ほう、謝る気は無いんだな」

かさ『突然そんな事言われても』

プンプン「姉ちゃんに言われて傘どけたろう?」

かさ『は?何の事ですか?』

プンプン「とぼけるのか、そっちの姉ちゃんは気付いたよな?」

リボン『……はい』

プンプン「姉ちゃんは、どう思うね」

リボン『すいません』

プンプン「姉ちゃんが謝る必要は無いな」

リボン『…ですが、こちらが悪いですし』

プンプン「そうだな、でも本人はそう思っていないみたいだ」

リボン『…』

プンプン「だから、この兄ちゃんには次の駅で降りてもらう」

かさ『どうしてですか』

プンプン「言ったろう。謝らないなら傷害だって」

かさ『…』

プンプン「警察を呼ぶ」

かさ『不可抗力じゃ無いですか』

プンプン「不可抗力だったら人を傷付けても良いのか」

かさ『だって…』

プンプン「謝る気は無いんだろう?」

かさ『証拠は無いでしょう』

プンプン「お前、人間小さいね」

かさ『…』

プンプン「足に痣くらいはできてると思うよ、まだ痛むし」

かさ『…』

プンプン「姉ちゃんも見てたしね」

かさ『…』

プンプン「ここまでの会話を周りの人も聞いてるしね」

かさ『…』

プンプン「自分が正しいと思うなら、警察にそう言えば?」

かさ『…』

プンプン「次で降りるぞ」

かさすいませんでした

プンプン「は?」

かさ『すいませんでした』

プンプン「は?聞こえんな」

かさすいませんでした

プンプン「警察行くのは嫌か?」

かさ『…』

プンプン「なんでだ?お前は悪いと思って無いんだろう?」

かさだから、すいませんでしたっ

プンプン「姉ちゃん、これ謝ってると思う?」

リボン『すいませんでした、許してやってください』

プンプン「いや、姉ちゃんは悪くないから」

リボン『でも』

プンプン「同僚?」

リボン『はい、そうです』

プンプン「こいつ姉ちゃんに惚れてるみたいだけど、付き合っちゃダメよ」

リボン『えっ…』

かさ『なっ…』

プンプン「自分が悪いのに謝れない奴は、仕事でも大成しないから」

リボン『はい…』

かさ『…』

プンプン「警察って言われるまで態度変えないし」

リボン『はい…』

かさ『…』

プンプン「男として魅力無いと思うよ」

リボン『はい…』

かさ『…』 あせる

プンプン「んじゃ、姉ちゃんに免じて許してやる」

プンプン「周りも不愉快だろうから、俺は次の駅で降りる」

リボン『えっ…はい…すいませんでした』

かさ『…』

プンプン「こいつ、最後までちゃんと謝れないのな、情け無い」




やり過ぎですか? にひひ