先日はじめて電動ドライバーを購入された方から、
「ビット(先端につける工具)のおすすめはありますか?」
というご質問を頂きました。
今回は私がおすすめしたいビットについてお話したいと思います。
- ビットって何?
- おすすめのビットはこの3本
- ビットを購入する時の注意
通常、電動ドリルドライバーでもインパクトドライバーでも
ビット(先端につける工具)は付属されていないので、
別に購入する必要があります。
これは私が持っているビットの一部。
全て木工用ですが、穴をあけるためのドリルビットや
ねじを締めるためのドライバービットをよく使います。
ホームセンターにはもっとたくさんの種類のビットが販売されていますが、
使用する材料や目的によって違うので、間違えて購入しないように注意が必要。
とりあえず木工がしたい!という方なら、
最初は厳選した2~3本のビットがあれば十分作業ができます。
・シンプルな木工DIYをする
・壁に棚を取り付ける
このくらいの作業なら、必要なビットは3種類あればOKです。
+2(プラス2番)のドライバービット2種類と、3㎜の下穴ビット。
まずはドライバービット
+ドライバービットには、+1、+2、+3のサイズがあります。
ほとんどのねじが+2で、小さなねじは+1の場合があります。
ただ、小さなねじは電動ドライバーより手回しのドライバーを使った方が良いので、
最初は+2だけで充分だと思います。
VESSELのゴウサイビットは、ねじにしっかり入って外れにくいです。
短いものだけでもいいですが、電動ドライバーが入りにくい場所には
長いビットがあるとすごく便利。
このゴウサイビットを使うまでは、ドライバービットはどれでも同じだと思っていました。
先端が摩耗しても買い替えもせず、ずっと同じものを使っていて、
ねじからビットが外れることがあっても普通の事だと思っていたんです。
HiKOKIの研修センターにお伺いした時に初めてゴウサイビットを使用して、
ビットでこんなに違うのか!と、その使いやすさに目からウロコ。
帰宅してすぐに買いに走ったくらい使い易かったです。
そして3ミリの下穴ビット
ねじを締める前には、下穴をあけるようにしています。
木割れを防いだり、ねじを入れやすくするためです。
このひと手間を省くと、思わぬ失敗をすることも…
TOPシャンクテーパー六角錐
仕事で10種類以上の下穴ビットを使い比べて検証しました。
3ミリの下穴ビットは細いので、柔らかい素材のものだと「たわむ」「しなる」
というような入り方になり、下穴がゆがみやすくて使いにくい。
ご紹介したビットは少し価格が高めですが、
これを一度使用したら他の種類は使えません!
硬くてまっすぐに入る使い心地が最高です。
すでに使っているものがあるという方でも、騙されたと思って使ってみて下さい
ビットを変えるだけで全然仕上がりが違います。
ご紹介したビットを探しにホームセンターに行かれたとしても、
取り扱っていないこともありますし、似たようなビットを買い間違える危険もあります。
まず、ビットを購入する時に気を付けて欲しいことは、
「何に使うためのビットなのかを確認する」ということ。
ホームセンターのビットコーナーの前に立ったら、
迷わず「木工用ビット」のコーナーに行ってください。
「金属用ビット」、「コンクリート用ビット」のコーナーにも
似たようなものがあるので間違えないこと。
そして、サイズを確認する。
ドライバービットなら+何番を選ぶのか?
下穴ビットなら何ミリのものを選ぶのか?
価格を選ぶのは一番最後にしてくださいね。
安いものを選んでも、間違って購入すると結果無駄になりますから。笑
ホームセンターはいろんな種類のものを実際に手にとってみられるのが嬉しいですが、
さっと帰りたくても悩んで1時間・・・ということは多いですよね。
選ぶべきものがはっきりわかっているなら、
Amazonや楽天市場などで購入するのが迷わなくていいかもしれません。
お買い物のご参考にして頂けたら嬉しいです。
私が普段使っているドライバーについてはこちらの記事でご紹介しています。
こちらも是非ご覧ください。
より詳しく学びたい場合は、オンラインレッスンも行っています。
ドリルドライバーの基本的な使い方や、家具の組み立ての基礎はこちらの本にも掲載してます。
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