自宅の庭のウッドフェンスの下の壁で、

モルタル造形のDIYにチャレンジしている続きです。

 

石やレンガ、フェイクのドアを作るところまでが終わったので、

いよいよエイジング塗装に入ります。

 

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「失敗するのが怖いから、このままでもいいような・・・」

という悪魔のささやきが聞こえてきたのですが、

 

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「いや、色を塗った方がきっと素敵になるに違いない。」

という天使のささやきに従うべきだよなぁ~と

冷静に時を過ごしていました。

 

というのも、モルタルを塗り付けてすぐにはペイントが出来ないんです。

アルカリ成分が強くて、下地材を塗るのに3週間は空けるようにと

シーラー(下地材)の説明書に書いてありました。

 

そんな、3週間も!!

 

いつもの私なら早々に下地を塗っていたと思いますが、

たまたま小屋プロジェクトで出張が入っていたから、

なんとか掟を守ることができた感じです。

 

下地材はこれを使うことにしました。

「アサヒペン 強浸透性水性シーラー 透明」

 

 

「モルタルを塗り付けてすぐに塗ったらどうなるんですか?」って

お客様相談室の方に聞いてみましたが、

「ボロボロはがれてくるかもしれません。」とのことでした。

 

ボロボロに見せるように塗装するのはいいけれど、

塗装がはがれて綺麗なモルタルが見えるのは、

エイジング塗装ではないですもんね。笑

 

本番の塗装で使うのは、こちらの塗料です。

 

ターナー色彩のエイジング塗装専用塗料

『エイジングアートカラー』

 

 

 

 

 

ディズニーランドなどの有名テーマパークなどでも使われているそうで、

プロの方も使っている塗料です。

 

普通の外部用塗料は水で薄めて使うと塗膜が弱くなるのでNGですし、

薄めて着色しても、色も綺麗に出なくて定着もしない。

 

ですから・・・

モルタル造形のように薄く着色しながら塗り重ねていくエイジング塗装では、

こういった専用塗料を使う事が大事だそうです。

 

私が目指しているのは、

廃墟テイストというか、ヨーロッパの遺跡のような雰囲気です。

ディズニーランドや、ジブリの世界のような夢のある感じではなく、

もう誰も使っていない何百年も前に寂れた都のような感じ。

 

汚く塗ればいいのか?というと、きっとそうでもなく、

イイ感じの味を出しながら、かっこ良すぎず、メルヘンでもなく、

理想の色合いを出さないといけません。

 

そして、エイジングアートカラーには、

色んな種類の色が発売されているわけではないので、

微妙な色合いのニュアンスカラーに仕上げたければ、

自分で調色することが必要。

 

そこが私にとっての最大の山…⛰

図工も美術も苦手。

絵を描くのが超苦手な私には、かなり緊張する作業となりそう。。。


 


 

 

 

 

 

造形までの工程をYouTubeで公開しています。

 

 

 

 

 

 

 

前回までの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『【モルタル造形でフェイクのドアをつくる】』失敗した「嘆きの壁part1」から視線をそらすべく、モルタルでフェイクのドアを作りたくて、以前イメージ図を描いていました。  これをどういう手順で作ればいいの…リンクameblo.jp

 

 

 

 

 

 

 

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