先週末と今週にかけて幼稚園や小学校の卒園式、卒業式が続いた。
特にムービーを販売している学校は1年生から撮り続けている子達なので、想い入れも大きい。
先生方も今年度で出て行かれる方もいたので、思い出深い式になっていました。
学校写真を撮るカメラマンは卒業式何を撮るかというと
・卒業証書授与の瞬間(販売用) 舞台袖にて本人と校長先生の2ショット、他にもパターンはあり
・クラスごとの集合写真(販売用) 先生と子供だけのところもあるし、保護者も後ろに並ぶ標準的なところもある。
・アルバムを卒業後に納品する場合は式中や教室ほか、当日のスナップ写真を撮影しアルバムに入れる。
卒業式は年に1回しかないので、慣れているカメラマンは限られている。校数が多いお店は代行カメラマンを探すのが大変なのだ。
求められるのは撮影テクだけではダメで、下準備(これは元請けの仕事だが)、集合写真を撮るときの椅子などの設置を先生達に指示したり、並んだときに顔がしっかり見えるように注意し表情が良くなるように声がけが大切になる。
それから納品するときのプリントサイズの比率にマッチするレイアウトが必要なので、校旗、花、舞台上の看板の高さ、人の積み上げ方などなど最初の頃は細かいところに気付かず、終わったあとで冷や汗ということがよくありましたが、とりあえずその程度の部分は撮影者レベルのこだわりで、怒られて断られることはまず無いです(ただし1年通しての業務内容が気に入られてないとダメですが)ピンぼけや露出失敗で救いようが無い場合は次年度は無くなるでしょうね。
また集合写真は特殊で、とくに大人数の場合シャッタースピード、絞り、ISO感度、ストロボの発光量はマニュアルで設定しないとパキッとした写真になりません。
とにかく顔に露出をあわせるので、着ている服とか背景に明るさが引っ張られないようにコントロールする必要があります。
特に保護者が後ろに並ぶと、前列と最後列では結構距離があるのでストロボ光が届く強さがだいぶ変わってきます。(差分はフォトショップ上でレタッチできるので、露光不足にならないデータを撮影しておく必要がある)
また、ストロボがレンズに近いところで光らせるとオーブが大量に発生するので離して撮れるタイプにする必要がある。
とにかく体にしみこむのに場数が必要なので、自分も慣れるのに5〜6年かかったかな?(何しろ式は年に2回。入学式と卒業式、時期が重なって複数校やるとしても3〜5校やれば多い方では)
普段学校の仕事をしないカメラマンは大変だと思います。

