8月23日から仕事を再開した。

まだまだ従業員である自分はとりあえず担当の学校へ行って

写真販売用のサンプルを掲示してきた。

そうそう、まだ書いていなかったけど学校写真をメインにしている

写真館で働いているのです。

スタジオの稼働率は悪いので外仕事が多い職場なんですね。

 

授業が始まれば教室から流れ出てくる冷気で廊下も少し涼しくなるのだが

まだ夏休み中なので蒸し風呂状態。熱中症に近い症状の中で作業を行う。

修学旅行などの泊まりがけの行事写真だから量が多い。すでに貼ってある

掲示物を避けたり、移動したりして結構時間がかかった。

 

今時の写真販売はネットがだんだん多くなってきていて、便利になって

いるように見えるけど、その分熱量が減少している感じがする。

 

熱い先生が多いところは従来の貼り出し形式を望んで、保護者に学校に

来てもらう機会をつくるきっかけにする。

逆に親との対応を減らしたい先生が多いところはネット販売を選択する場合が

多いかな。

 

自宅にPCで閲覧できる家庭なら見やすくて単価もあがる傾向が強いけど、

スマホで閲覧している方は大変らしい。なんたって行事によってはスナップが

3000枚以上のケースもある。

 

また、ネット販売にしてしまった学校だと、家庭環境によっては、一切みられない子供も

いると推測される。心が痛む。

 

貼り出し形式の学校へ卒業アルバム用の撮影に行くと、すでに張り出してあるサンプルを

休み時間にじっと見つめている子を見ると、何か頑張れよと心の中で声をかけている

自分がいる。

 

独立して数をある程度こなす場合、貼り出し形式は結構負担ではある。

厳しい家庭の子が1枚でも買える。または買えなくても記憶に残してあげるには

どうすれば良いのか? なかなか良い答えが見つからないのだ。