昨日の地震は人生で一番激しい揺れでした。

ちょうどセミナーを受けている最中に地震にあったのですが、人生で初めて「机の下に隠れる」という体験をしました。しかし、流石に東京の建物は耐震構造がしっかりしているのか、2階でものすごい揺れでしたが、建物自体は無事で破損などもありませんでした。


しかし「食器たちはどうなっているのか・・」と気が気ではなく、早々に都内から狭山市へ帰ろうと思い、一路西武新宿線へ。

KERES ケレシュのグッとくる雑貨とマッサージ生活


昨日は卒業式など多数の会場で行われており、学生さんも多くビルから退去しておりました。新宿でこれほどの人たちを路上で見るのは初めてです。

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西新宿のバスターミナルではいつもは高速バスやタクシーなどが行きかっていますが、昨日のこの時間(3時15分位)は車もおらず、どうやって帰宅しようか彷徨う人が車道を歩いています。
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新宿歌舞伎町と東口の間にあるヤマダ電気の大型ビジョンのニュースに見入る人たち。私も津波の映像を見て「これが日本か・・」と毛が逆立つような思いをしました。

西武新宿線で運行を見合わせていた電車に乗ったものの、発車することはなく、そのままビルの外へ避難となってしまいました。


運の良いことに、高校を卒業して20年あっていなかった友人が最近中野に住み始めた、という情報を得て、携帯で連絡を取り合っていましたが、その友人から「ウチに泊まりにおいで」とうれしいオファーメールが!

電話がつながらない中、「中野に住んでいる」という情報だけを頼りにとりあえずバスで中野に。道が分からないのでバスに乗るしかなかったのですが、徒歩30分くらいのところに結局バスに乗って2時間かかってしまいました。


でも私はラッキーなほうで、中野の居酒屋で夕食を友達と食べていると、「浜松町から歩いて帰ってきた」という、うら若き女性がやってきて、4時間半近くも歩いてやっと中野に到着したということ。今朝からたくさん友人とも連絡がつき始めましたが、ほとんどの人が4~5時間歩いて帰宅していたようです。


これが東京直下の地震だったら、本当にどうなる事か想像がつきません。


本日午後に「そろそろ西武新宿も落ち着いてきたかな」と思って友人と別れ帰宅の途に。電車は全く混んでおらず、みなさん本当に疲労感が見て取れました。昨晩も4:00-7:00の間に携帯の緊急地震速報が3回も入ってあまり寝られませんでしたもんね。


狭山に戻り、食器の確認に行くと、奇跡です!一つも商品に破損はありませんでした。2時間近くかけて食器を割れないように配置し、避難バッグを二つ準備し、やっと今落ち着けたところです。


宮城や岩手、福島の被災地で、いまだレスキューを待たざるをえないみなさんのご無事を、こころよりお祈りしております。