今月はイギリスから商品を入荷しますが、アメリカでも入荷の準備が着々と進んでおります。


私がヨーロッパにいた時に、とても気に入っていたアクセサリーが「ローマン・モザイク」ものです。アメリカではmicro mosaic(マイクロ・モザイク)ということが多いと思うのですが、ヨーロッパやイギリスではやはりローマンモザイクと表現することのほうが多いようです。


初めてみたのは、オーストリアで。オーストリアのウィーンには、質屋から発展し、今では世界三大オークションハウスの一つとなった、ドロテウムがあります。その周辺には多くのアンティークショップもあります。

このドロテウム、1707年に創業し、現在では40以上のカテゴリーの商品をオークションにかけています。その中には一流の絵画、アンティーク家具、貴金属、おもちゃまでも含まれています。1階には即売所があり、気に入ったものはすぐに購入できる場所も。建物の雰囲気や陳列方法はまさに美術館の域で、ウィーンに行く際には、必ず訪問する場所です。ぜひ観光で訪れる機会があれば皆さまにも立ち寄っていただきたい(・ω・)/  ウィーンの中心部です。


話はそれましたが、そのウィーンのアンティークショップの一つで、ひと際細かいモザイクのアクセサリーを見つけました。それは小さなペンダントなのですが、田舎の丘の上に立つカントリーハウスから丘の下に広がる田園風景が描かれたものでした。サイズはおそらく2センチx4センチくらいのものだったと思います。その中に細かくモザイクガラスを配置し、グラデーションでヨーロッパの風景を描くのはまさに芸術!本当に感動しました。

値段には動揺(@ ̄Д ̄@;) 全く手が出ませんでした・・。


こういうものがお手頃価格で販売できないものか、ということで、買い付けの際にはモザイクものにも目を光らせるようにしています。


探し回ってやっとウィーンから入荷したのは、コレ。


KERES ケレシュのグッとくる雑貨とマッサージ生活


1920年~30年台のもの。この時代、ローマンモザイクのクロスはイタリアからのお土産としてたくさん東欧に持ち込まれたのですが、現存するそのほとんどはモザイクの損傷が激しい状態です。このクロスは状態も大変良く、その時代のローマ法王の顔もバッチリ見ることができます。


そして、それらの商品はもちろんアメリカにも持ち込まれています。アメリカで買い付けたもので、今回入荷するのがこれです。


KERES ケレシュのグッとくる雑貨とマッサージ生活


お花柄やフレームがとてもかわいく、年齢を選ばないアクセサリーです。これは年代は不詳ですが、50年より古いものではないと思います。


私は、30代半ばの友人の誕生日に、花柄のブローチをプレゼントしたことがありますが、「自分ではこういうのは絶対手に入れられないから!」ととても喜んでくれました。


30~40年前のプチアンティーク品でも十分上品で味わいが出ているので、ちょっとしたプレゼントには最適だと思います。


この他にもいくつかすでにケレシュのHPでは商品をアップしていますので、ご興味のある方はぜひご覧になってみてください(・∀・)


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