鉄道自殺、青色照明で防げ!車掌ドア付近にある青色LED照明
この青色LED照明は、車掌用ではなく、ホームにいる利用者むけに設置したといわれる設備。 ... 「青色照明は人を落ち着かせる効果があり、自殺防止にもつながる」といわれ、JR東日本は2009年から山手線全駅に導入、続いて中央線にも設置していった。
東京のJR線ホームには、昼間から青色LEDがきらきら光る場所がある。設置位置はだいたい、車掌が乗降し発車メロディボタンを鳴らす付近。
島式ホームでいえば、ホーム端の、運転士側ではなく、車掌側寄りを照らしている。
画像は中央線のとある駅にある青色LED。背面には「LED街路灯 青色」「株式会社エル光源」と記されている。
この青色LED照明は、車掌用ではなく、ホームにいる利用者むけに設置したといわれる設備。
「青色照明は人を落ち着かせる効果があり、自殺防止にもつながる」といわれ、JR東日本は2009年から山手線全駅に導入、
続いて中央線にも設置していった。
自殺防止の観点からか、列車がホームに接着する直後の、ホーム端車掌側に青色LEDがついているというわけか。
夏休み明け自殺、青色照明で防げ JR西、アナウンスの変更も!
青色のLEDに照らされるJR阪和線の踏切。人の気持ちを落ち着かせる効果があるという =午後9時19分、大阪市住吉区
夏休みが明ける前後に急増する子供の自殺を防ぐための取り組みが進むなか、JR西日本でも、踏切や駅ホームから線路に立ち入るなどの鉄道自殺を防ぐ取り組みが行われている。
平成18年からは一部の踏切で、人の気持ちを落ち着かせるとされる青色の照明を採用。駅ホームにも順次導入を進め、
現在は大阪環状線や東海道線、阪和線などの約360カ所に設置されている。
そのほか、駅構内でのアナウンスで「人身事故」という言葉が自殺を連想させる可能性があるとして、昨年11月から「列車がお客さまと接触」という表現に変更。悩みの相談窓口「いのちの電話」と共同製作したポスターの掲示などを実施している。
駅ホームから線路への転落を防ぐ可動式ホーム柵は今年3月末現在で管内1202駅のうち13駅で設置。今後、ホームからの転落や列車との接触が多い駅や1日当たりの乗降客10万人以上の駅に優先的に導入するという。
こうした取り組みは全国の鉄道事業者で進められ、国土交通省によると29年度の鉄道自殺は543件と10年前から約2割減少。
JR西日本でも減少傾向にあるという。JR西日本は「少しでも自殺防止につながるよう、あらゆる取り組みを進めていきたい」としている。
by GIG@NET
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