JR貨物の保有するDD51形ディーゼル機関車は3月のダイヤ改正で引退します、

そこでDD51形ディーゼル機関車の活躍を3回で特集します!

 

凸型機関車終点へ SLの「敵」引退!、DD51形ディーゼル機関車

どこかの町の沿線で見かけた記憶はないだろうか。朱色で凸型のディーゼル機関車「DD51形」。1960年代の高度成長期に誕生し、蒸気機関車(SL)を無煙化で取って代わり、北から南、地方の鉄路で客車も貨車も引っぱってきた。大半が引退し、唯一残っていた現役車両も3月春に退く。

紀勢東線の新宮駅まで旧王子製紙工場の製紙原料(パルプ)をコンテナ列車で運搬、DD51形が重連で活躍していました。

紀勢東線のDD51形重連運転に運用する機関車には2016年ごろまで青色もありました。

紀勢本線で営業運転を行う「ハローキティ和歌山号」SmartBESTの配給列車を牽引するDD51形

 

昭和から令和まで働き続けた、(DD51形 軽油を燃料とするディーゼル機関車。朱色をベースにし運転台が中央にある「凸型」車体が特徴。運転台には前後二つの運転席がある。1962(昭和37)年から78(同53)年に約650両造られ、主に電化されていない路線を運行。寝台特急「北斗星」や「出雲」など数々の名列車を引っ張った。

定期運用あと3両

 天井にはすすけた扇風機。自動車用のエアコンも改造して取り付けているが、「夏は暑いし、冬はすきま風が入る。乗り心地? 元梅田貨物駅のフェンス越しに、お髭で有名な運転手さん聞くと!
エンジンがうなりを上げると、5畳ほどの運転台が小刻みに揺れる。煙突から吐く黒い煙が見え、油のにおいが鼻をつく、乗り心地など良いはずないよ!

 JR貨物が保有している現役のDD51形は現在、稲沢の愛知機関区にある6両だけ。うち輸送で定期運用しているのは3両だ。稲沢から関西線・四日市駅(三重県四日市市)を1日3往復、名古屋貨物ターミナル駅(名古屋市)を1日1往復して、石油類や化学工業品、部品、食料を運んでいる

北の大地で、じゃが芋コンテナ列車を重連で引っ張っていたDD51形。

全国各地鉄路で活躍してきた「凸型」DD51は今年3月春のダイヤ改正で姿を消す!

”おつかれさまでした”

 

by  GIG@NET