特大貨物輸送・シキ1000D1形

 

 特大貨物輸送のシキ1000D1形3両が回送列車として東海道線、高槻駅の下り線を16時04分に通過しました。この列車は宇都宮貨物ターミナルから西浜に向かう列車で、特大貨物の発電所用トランス(変圧器)を西浜の三菱電機から春日井の関西電力まで運搬が行はれます。

シキ1000D1形3両がEF65-2037号機に牽引されて西浜に向かいました。
高槻駅ホームでシキ1000D1形回送列車の通過を不思議そうに見ている人たち?!
シキ1000D1形車両は特大貨物で超重量物を運搬する車両で珍しい形をしています。
超大型のトランス(電圧変圧器)を積み込んだシキ1000D1形車両です。
国鉄シキ1000形貨車(こくてつシキ1000がたかしゃ)とは、1975年(昭和50年)から製作された、日本国有鉄道(国鉄)および 日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を有する 55 t 積の貨車(大物車)です。
 

合計3両が日本車輌製造にて製作された。全長は24,400mmで自重は53 t です。
荷役作業を効率化するため荷受梁を分割可能とした「分割低床式」を国鉄で初めて採用した大物車で、走行装置など各部構造を改良して一般貨車と同一の 75km/h 走行や一般貨物列車との混成を可能とした。

当初は日本通運が所有する私有貨車として製作され、JR発足後にJR貨物が購入して直接所有に移行した。

kereiisukokeのmy Pick