「貨物電車」M250系・鉄ちゃんブログ | GIG@NET 鉄ちゃん Blog

     大阪~東京間を毎日走るプッシュプル運転の列車はJR貨物のM250形(佐川急便専用)スーパーレールカーゴが有ります。M250形は電車形の貨物列車で、列車の前後に動力車が連絡され、
           付随車両のコンテナ積載車両を挟んで最高速度130km/hで走る貨物電車です。
    M250形の貨物電車は前2両と後2両が動力車で、中間のコンテナ積載車両は無動力の付随車両です。
     

    現在は東京~大阪を6時間で結んでいる現在について。

    現在の時刻表をみてみよう。スーパーレールカーゴ下り51列車のタイムライン

    高速コンテナ貨物列車/日曜運休

    東京貨物ターミナル2314発、川崎貨物、横浜羽沢を経て、相模貨物(001)、静岡貨物(114-116)で2分停車、愛知県に入り稲沢(322-324)でも2分停車。

    JR西日本エリアに入ると、東京近郊よりも平均速度を一気にあげて東海道線を突っ走り、終点の安治川口駅には526に着く。

    先行する福山レールエクスプレスを追い抜く

    このスーパーレールカーゴ51レが出発する28分前、2246に東京貨物ターミナルを出発する高速コンテナ貨物列車53レが、「福山レールエクスプレス」吹田貨物ターミナル行き。

    この福山レールエクスプレス53レは、後ろから迫ってくるスーパーレールカーゴから逃げるように走るも、西浜松では12分差、稲沢(328-330)で逆転され6分遅れて53レが着発。吹田貨物ターミナルに534に着く。

    東京貨物ターミナルから吹田貨物ターミナル駅まで、スーパーレールカーゴと福山レールエクスプレスを所要時間で比べると、スーパーレールカーゴが5時間57分、福山レールエクスプレスが6時間48分。所要時間差51分。走る速さは違えど、東京と大阪の間を、青いスーパーレールカーゴと、緑の福山レールエクスプレスが、東海道を深夜を、毎晩ともに駆けている

    M250形の貨物電車は動力車にもコンテナを積載する事ができます
    、中間の付随車両はコンテナ積載車両の「コキ」と同じ構造の車両で、編成車両の増減ができますが現在は16両の固定編成です。
    この列車は、大阪、東京共に夜間発車し、早朝に到着しますので、夏の早朝で日の出の早い時期に見ることができます。この写真は回送列車
    ヤマト運輸のスーパーレールカーゴも存在するの?!
    列車種別【高速貨】という新名称が与えられ、最高速度130km/h、カーブの通過速度も本則+20km/hという従来の貨物列車の常識を覆す高速性能で 2004年(平成16年)3月に営業運転を開始しました。表定速度は91㎞/hと東海道本線の東京~大阪間を走破した歴代の在来線列車で最速です。
    世界で唯一の貨物電車ですが、今後の可能性や弱点について次回に書きます!

     

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