昼間


幼い頃


よく母親から離れて迷子になる夢を見た


よく泣きながら目覚めた


今年


何年ぶりかに


泣きながら目覚めた


一つは大事な人が人形になってしまう夢。


目覚めたときに


夢だったことに安心して泣いた



もう一つは


大事な人が遠くに行ってしまったのに


気付かずにいつもの場所に会いに行く夢。


必死で自転車こいで


いつものところで曲がろうとしたところで気付いた


もういないこと


あまりの淋しさに目覚めた


もう落ち着いたと思っていたのに


こんなにもまだ彼を探している自分が


悲しくて


起きてからもっと泣いた




夢って一日を左右する。